Cham-Cham

in Cambodia

2015年04月の記事

happy khmer new year!!

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happy khmer new year!!!!

4月14・15・16日はクメール正月でした。ラオスもタイもミャンマーも同時に新年を迎えましたね。
去年の正月休みにはベトナム一人旅に出ていたので、今年初めての正月体験でしたが、なかなか濃い洗礼を受けました。


今回は色々な予定が重なり正月休みは一週間ほどシェムリアップに滞在していました。
正月休みはどこに行くの?と学生に聞かれ、シェムリアップに行くよと答えていたら、「サバーイサバーイ!(楽しいね!)」とその都度確信を持って言われていたのですが、行ってその意味が分かりました。



◎アンコールワット遺跡内の象のテラス前のダンス会場にて。

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消防車から人に向けて本気の放水。
その水をハイテンションで受け止め、踊り狂う人達。

ちなみに、この消防車は2台だけだったので、何度も往復して水を貯えに行ってました。
放水役の男性は本当ににやにや嬉しそうで、誰よりもこの場を楽しんでいるんじゃなかろうかと思いました。
かなりかなり暑い日だったので、私も浴びました!!水がものすごく鉄臭かった。




私がいた会場ではないのですが、youtubeに2015人でダンスしている今年の映像がありました!しかもなんとギネスレコードにも登録しようとしています。笑 
このmadisonという踊りがカンボジア人は本当に本当に本当にほんとーーーーに好きで、結婚式でも教育実習の打ち上げでも必ず踊っています。
しかも、この映像の歌は正月の青少年(参加者)向けの歌詞にアレンジされてました。カンボジアの底力…




この日本当に暑かったので、倒れた人いなかったかな、大丈夫かな。





◎シェムリアップのレストランやバーが集まるパブストリートにて。


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ホワイトパウダー(顔用)を塗りたくり合い、水鉄砲で水を掛け合い、酔っぱらう若者たち。

酔っ払いが水鉄砲してる位では、可愛いもんなのですが、このホワイトパウダーが曲者で、ストリートにびっちり埋まった若者がほぼ全員パウダーをぶちまけていたので、空気が白く濁っていました。
実はこの中を一瞬通ったのですが、有無を言わさずパウダーをかけられるので、息が出来なくなるかと思いました…!!すぐ避難しましたが、恐るべしカンボジア。警察もずっと監視してました。



そんなこんなで、プレイベンの若者が憧れるシェムリアップの正月はかなりファンキーな盛り上がり方でした。
ちなみにカンボジア人のほとんどの人は、お寺に行き、家でお供えをして、まったりひたすらテレビを見るというお正月の過ごし方ですよ。


カンボジアの新年、良いことが待っていますように。
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つばさ橋

日本のメディアでも取り上げられていましたが、日本のODA無償資金協力で建設がすすめられていた「つばさ橋(ネアックルン橋)」が完成しました。
この橋ができたことで、タイ、カンボジア、ベトナムが一つの道路で結ばれることになりました。


つばさ橋は、私の住むプレイベン州の州都から車で30分ほど行ったところにある「ネアックルン」という町にあります。橋が出来る前はメコン川を渡るために車ごとフェリーに乗って向こう岸に渡るというのが通常でした。
1年半以上、首都プノンペンとプレイベンを往復する際は何度もフェリーに乗っていたので、交通事情が劇的に変わり不思議な気持ちです。フェリーは24時間営業ではなかったので、橋ができて交通が24時間可能になったのも非常に大きな変化です。

さて、2日前初めて橋を渡ってきました。

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↑遠くに橋が見えてきました。

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↑渡ります!

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↑物売りのお姉さんも。


本当に立派な橋で、時代の節目を感じさせるものがありました。カンボジア人もみんな車の中から写真を撮ったり、(本当はダメですが)バイクを停めて記念撮影しておりました。




カンボジアのニュースでも橋が大きくとりあげられていました。





日本のニュースはこのような感じです。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150406-00000720-fnn-int





ただ、フェリーが使われていた頃は、フェリーを待つ時間にご飯やお菓子や果物、飲み物を売る物売りのお姉さんたちが沢山いたので、その方々の仕事場がなくなってしまったという事実を考えると少々複雑です。
また、日本の財政難を考えた時に120億円という大金が海外の橋に使われるということに正直驚く人も少なくないでしょう。
自分達の税金がどういったものに使われ、どのような効果をもたらしていくか、ということには、関心をもち続けていかねばと思います。



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フェリー時代の風景。




とにもかくにも、つばさ橋を命がけで作ったカンボジア人と日本人の方本当にお疲れ様でした。
これからこの橋によって一般のカンボジア人が幸せになると良いなぁと思います。



体育いろいろ

体育について。



2,3月と続いた2年生の教育実習ですが、去年より体育の動きが多様になってきました。
準備体操のようなものを40分ずっと続ける体育の授業が9割以上を占める現実で、これは大事な前進です。


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教具の要らないゲームを沢山知っていることも大事。

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少ない教具もなんとか工夫して使います。
小学校側でどうしても準備出来ないものについては、養成校から貸出もしました。


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子どもが楽しんでる姿を見て、教師役の実習生も嬉しそうでした。
このメンバーは指導案を書いている時間にちょこちょこ顔を出していた私にアドバイスを求めてくれたので、私にしても見ていて、うるうるとくるようなものでした。実際の担任の先生が一緒に見てくれたのも良かった。(実際は別の部屋で縫い物してるところを声をかけて来てもらったんですが…)


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別の学年でもボールを使った授業が行われていました。


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ボールを使った授業をしている、という状況だけに満足してはいけないことは重々承知ですが(授業の目標を明確にするとか、授業の流れを意識するとか、子どもへの声掛けを工夫する、とかができれば凄い)、それぞれの小学校の環境や理解、そして日本人の私の立場と力の限界を考えると「これが精一杯だなぁ」と思うこともしばしば。バリバリやっている他のボランティアやNGOの方には申し訳ないですが、実はこれが本音。

2年近く経っても、私ではない別の日本人だったら、とか日本人ではない別の外国人だったら、とか いやそもそももっとカンボジア人自身が本当に必要性をもっていたならば…と堂々巡りに悩むこともまだありますが、とりあえず目の前の学生には出来る限りのことを伝え、一生懸命やっている姿や満足感をもっている活動に対しては、ものすごく褒めることにしています。


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さて、養成校の方の通常の授業。
今更ですがよく使う体育の円のラインを体育のロックルー達とガムテープで作りました。


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ずっと、縄でやっていたので、試合中にすぐに動いてカオスな感じでしたが、即席ですがこれで一気に解決!
テープを貼っている最中、
「学校の予算が下りたら、スプレー缶を買って、それで作り直そう。その方がもつし、安い。」
とロックルー。
テープだと雨季を乗り越えられるか微妙だし、確かに!もっと早く言ってほしかったけど。
ちなみにこの写真、あまり仲が良くない体育の先生2人が一緒に作業をしているというところが、非常に貴重なんですよ…涙



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ラインが綺麗に作れ、授業でも大活躍です。


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↑応援もしっかり!
前任のボランティアの方が作ってくださった得点板は、今でも大活躍です!


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道具と環境と計画がはっきりしてくれば、授業もすっきり。
これが、続くと良いのですが…


音楽いろいろ

4月ですね。カンボジアは連日体感温度40度以上の「一年で一番暑い時期」を迎えています。
日本から持ってきたアイスノンは強い味方です。

学校の方は、今日一年生の学期末試験が終わり、クメール正月を迎えるためにほとんどの学生が実家のあるそれぞれの村に帰ってきました。ちなみに二年生は先月末実習を終え、一日だけ集まりすぐさま帰省していました。
おい、時間数足りないよ!

という訳でしばらく学校が休みになりますが、ここのところ更新できていなかった学校の様子を。


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今年の一年生はやる気のある学生が特に多く、昼休みと夕方のクラブが盛り上がっておりました。
(母数が多いのと、私のアプローチのかけ方も変えたからかもしれないですが)


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まず、「鍵盤ハーモニカクラブ」。

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3ヶ月以上前から朝の国旗掲揚で鍵盤ハーモニカを導入していますが、私がいなくてもすっかり問題なく演奏できます。
今回はなんと家や近所に電子キーボードがあってもともと鍵盤に慣れてる学生もいたので、彼らに感化されて上達する学生もいました。写真に写っている彼らなのですが、とにかく耳が良いので、当日「今日はkeyDでやりたいんだけども、、、」と持ちかけても「オッケー!」と言って切り替えて弾けるスーパー凄い学生です。本当に頼もしい。




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次に「リコーダークラブ」。
普段の授業では、クメール語の歌と楽譜と時々鍵盤を重視していたので、私が赴任してからは実は一度も登場していなかったリコーダーです。学生が私が授業中ちょっぴり演奏したのを見て「笛もやりたい!」とリクエストしてくれました。
タンギングも指遣いもそこまで苦労せず習得し、今ではかなり綺麗な音で吹いています。最近は「ジングルベル」が流行り。






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そして「ピアノクラブ」。
昼休みの時間は他のクラブで月から土まで全部埋まってしまったので、放課後やっています。
これも、音楽の時間に両手で弾いている私を見て「左手でも弾きたいんだ!」というリクエストがあり始めました。
簡単なコードをいくつか教えて、今まで鍵盤ハーモニカやリコーダーでやってきた曲を中心に両手弾きに挑戦させています。みんなとても一生懸命です。
5年以上放置されていたピアノもきっと喜んでいる。

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↑音楽の先生と一緒に買いに行った布もすっかりカバーに生まれ変わりました◎



私が教えられる数少ないことに、学生が継続的に食いついてきて、上達を感じられるというのは本当に嬉しいこと。
今では、警備中係で暇そうにしている学生や、教員が来なくて授業がなく(おい!)暇になってしまった学生が楽器の練習をしている音が時折聞こえてきます。
本当に学生達が可愛くて仕方がありません。去年はこんなにうまくいかなかったので、喜びも一入です。
私がいなくなってからクラブを続行できないのが非常に悲しいですが、校長や音楽の先生に協力を仰いで、音楽室を学生に開放する時間をつくったり、今いる学生から後輩に伝えるシステムをつくったりしたいと思っています。






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通常の音楽の授業の方では、より小学校を意識した授業をということで、歌に振りをつけて歌うことが増えてきました♪


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こっちのクラスでも♪

振りがあるとリズムや音を体感することができるので、曲の覚えも早いし、何より子どもが飽きません。20歳前後の学生達もかなり本気で楽しんでおります。


それから、「スピーカー」を使い始めました。これは、音楽のネアックルーがまだ完全に覚えきれていない曲も教えやすくするため。音楽クラブの学生に協力してもらって歌を録音したものをUSBに入れ、そのUSBをスピーカーに差して使っています。
これは音楽のネアックルーもとても喜んでくれました。




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また、楽譜をかくことにも力を入れています。これは、学生が拡大譜を見て写した美しい楽譜です。
実は私はカンボジアで五線譜を教えることに最初当初かなり消極的でした。
でも、二年近く過ごしてみて、日本とは違う状況だからこそ楽譜があると便利だという考えに落ち着きました。

農村部の小学校では、うちの学校のようにスピーカーを買うことは非常に難しく、音楽の時間に曲を教える場合は、

①記憶から呼び起こして歌って聞かせる
②鍵盤ハーモニカや電子ピアノがあれば弾いて聞かせる【極稀】
③間違ったメロディー、・リズムで教える
④教えない
のどれかです。

当初私は①の部分に期待をしていて、楽譜に積極的になれませんでした。日本にもカンボジアにもあるような口承スタイルと同様に、養成校で沢山歌えば覚えていられるだろうし、五線譜が逆にカンボジアの歌の節回しを邪魔することになるのでは、という理由からです。
でも、よくよく考えてみると口承スタイルで音楽を習得していく人間というのはわずかな数で、日本人でも大半の人は何かしらの機材に頼っているなと気付きました。実際、カンボジアも同じで、音楽を記憶しておける学生はほんのわずかで、教員になった頃うっすら覚えてはいるが、自信をもって子どもの前で歌えるかと言ったらそうではないということが、農村部の学校調査に行った時に分かりました。
結局、教員になった時にすぐに頼れるもの、それは楽譜。
養成校の授業でしっかり歌と楽譜をリンクさせて教えておけば、実際農村に行った時、楽譜の音符の並び方を見て歌った歌を思い出せる。学生は音の高低を手で表現して歌うことにも慣れているので、楽譜を見て音符の高低感をメロディーにして表現するのは難しいことではないはず。おそらく移動ドで音がずれたりするかもしれませんが、それは許容範囲だと思います。また、大半の学生はスマートフォンで音を記録しているので、それもかなり有効な手段になっていくと思います。
改めて、楽譜は記憶させておくものとして本当に便利な道具だとつくづく感じました。

また、カンボジアの独特な節回しも楽譜の書き方、階名唱を教えたところでしっかり残っていたので(それはそれで奇妙な話ですが笑)、懸念していた心配要素もなさそうです。


音楽のネアックルーにもこういった農村部の状況を報告して、今の授業の方向性を一緒に話し合って固めてきました。
ネアックルー自身も以前よりも更に自分のやり方に確信とはっきりした目的をもって臨めているように見えます。

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↑ちなみにこれは楽譜の横に板書しているところですが、ノートが完全90°!クメール文字の性質上なのか、大半のカンボジア人がノートや紙をこれでもかという位斜めにして書きますが、この90°にはさすがに驚きました。





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少しずつネアックルーと一緒に改善してきた音楽の授業ですが、「年間指導計画がはっきりしていない」という大きな課題が残っています。なので、先日私の家にネアックルーを招待し日本料理をご馳走した後、二人でせっせといろんな資料を見ながら頑張って作りました。このクメール正月休み中に私がパソコンに打ち込んで完成予定です。
こういう作業もネアックルーが必要性を感じて、一緒にできるということが本当に嬉しいです。

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↑やりきった後、私のハンモックで完全リラックスするネアックルー。


どうしようもできないなと思ったことでも、一年二年経てば少しは前進できるというとなんだかありきたりな変化なのですが、実際にその渦中に居れることが非常に有難いなと思う昨今です。

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