Cham-Cham

in Cambodia

2015年02月の記事

嬉しい光景


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カンボジアは桜の季節です!

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よく見ると、日本の桜の花と形が全然違い、朝顔のような花弁をしています。
カンボジア人はみんな「SAKURA SAKURA!」と言っていたので、桜の一種なのかもしれません。
一年で一番涼しいこの時期に咲くそうです。(最低気温20℃)



今月から始まった2年生の教育実習。暇さえあれば小学校に巡回に行っていますが、養成校→小学校A→小学校B→養成校と動いているとさすがにフラッとします。でも、今の2年生とはほぼ一年半の付き合いで、特に愛着と応援したい気持ちがあるので、平気です。


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↑国語:クメール文字をマスの中に美しく書く授業

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↑子どもが(学生も)座る時は「オークン ロックルー(ありがとう 先生)」と言って手を合わせて座ります。何度も見る光景ですが、「座ることぐらいで、そんなお礼なんて!」と思うくらい礼儀正しい!

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↑体育で陸上(跳)の授業。

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↑こちらも陸上(跳)の授業。
私がちょこっとしたアドバイスをすぐ取り入れ、応用させてうまく時間を使ってました。お見事。


でも、実習校5校どこの学校に行っても教室を実習生に任せて担任の先生が不在ということが6割くらい。市場に行ってるとか、外で他の先生とおしゃべりしてるとか、不在理由不明とか。
担任の先生がいないがために、子ども達が騒ぎ放題で学生が四苦八苦してる状況もたくさん見ます。去年も同じ状況でしたが、いつ見ても気持ちの良いもんじゃない。でも私はいつもその小学校にいる訳ではないので、なかなか意見を言える立場ではありません。多分みんなそうしてるから、仕方ないんでしょう。
それでも、学生に授業のアドバイスをする時に担任の先生も読んでもらって一緒に考えたりすることができる時にはそうするようにしてます。


そんな中でとても嬉しかった音楽の授業。
前の週に一生懸命歌を教えていた学生を発見し、
「あなたは鍵盤ハーモニカも弾けるんだから子どもの前でも弾いてみたら?」
と言ったらすぐ借りに来た学生が早速授業で使っていました!




カンボジアに来て、学生が実習で鍵盤ハーモニカを使う姿を初めて見たので、感動。そして、女子学生の声も良い。
まだたどたどしい鍵盤ハーモニカですが、楽器の音があることで子どもの音程の安定さが全然違っていました。そして演奏する学生の表情が良かった。
この学校は、実習校の中でも児童数が少なく、予算も少ないので、運営に苦労している学校なのですが、体育と音楽の授業の時間は確保されています。今回は中華正月中だったので、更に児童数が減っていましたが、何度歌っても一生懸命な子ども達でした。普通の学校では、社会科の中の一部としての扱いなので、音楽の授業が見れる機会がほとんどないのが寂しいところです。
ちなみに歌っている曲は「プラサートアンコ―」といって、カンボジアの世界遺産である「アンコールワット」を称える歌です。



カンボジアに来た当初は、カンボジアに外から持ってきた鍵盤ハーモニカという楽器を教えることに抵抗がありましたが、練習にのめり込んでいく学生を見たり、鍵盤ハーモニカがない時のお経のような歌を聴いたりしているうちに、要所要所で使っていけたらすごく効果的だな、と思うようになりました。それに楽器が一つ出来るということは、教員にとっても大きな特技であり自信になる。

養成校で音楽のネアックルーと教えたことが学生に伝わり、その学生が子どもに伝える場面に遭遇できるのは本当に嬉しい。教えたことに意味があったな、と実感させてもらえる貴重な時間でした。



そんな私は、カンボジアに来て多分初めて熱を出し、日曜日の今日は引き籠っています。
幸運にも食欲はあるので動けますが、さすがにボーっとしています。

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近所でとれたココナッツのジュースとカンボジア産のモリンガティーを飲んで、水分&栄養補給しています。
モリンガの木は、「奇跡の木」もしくは「生命の木」と言われるくらいの健康茶で北インドやフィリピンに多く植えられているようですが、カンボジアでもバッタンバン州などで育てられているようです。日本名は「セイヨウワサビノキ」です。
詳しくはこちら↓
http://matome.naver.jp/odai/2140456989609198401

天然の物で体に良いものがあるというのは本当に有難いです。
日本でも沖縄産の物などが出回っているそうなので、見かけたら是非飲んでみてください!
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chinese new year!

ハッピーチャイニーズニューイヤー!

先日の中華正月、プレイベンも盛り上がっていました。
まず、朝10時から11時の間至るところで、この風景。

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あちらこちらで、100ドル札が燃やされていました!

…勿論偽札です。笑 偽100ドル札の他にも、紙で出来た偽腕時計、偽ブレスレット、偽スマートフォン等も燃やされていました。聞くところによると、「先祖が天国でお金や物に困らないように」とのことで、それを送るために燃やすのだそうです。
私が冗談で
「ご先祖さんはさすがにスマートフォンの使い方知らないんじゃない?」
と言ったら、
「きっと誰が得意な人がいるから大丈夫。」
と笑っていました。




昨年もブログに書いたかもしれないのですが、カンボジアの正式なお正月であるクメールニューイヤーは4月です。
それなのに、どうして中華正月を祝うのかというとカンボジアに華僑の方がいるからです。
3年前のデータになってしまいますが、華僑が多く住む国としてカンボジアは15位で34万人。日本は14位の52万人、1位はインドネシアの767万人だそうです。カンボジアの人口は約1500万人で、割合としては0.02%。そこまで多いという訳ではないですよね。
「華僑がそんなに沢山いるわけじゃないのに、どうしてプレイベンみたいな田舎でもみんな祝ってるの??」
と聞いたら、
「隣りの家が華僑だとして、その家が正月に美味しそうなご馳走を沢山作るから、うちが普通のご飯作ってたらそれを見た子どもが羨んじゃうのよ。それに、天国の先祖も華僑の人が隣でご馳走食べてるの見たら、私たちと同じように羨むだろうしね。笑」
と言っていました。
なるほど、結構納得のいく理由でした。それに日本人と同じでカンボジア人もイベント好きですから、キリスト教徒でもない日本人がクリスマスに食いつくのとそう変わらない気がします。中華正月を祝う風習がカンボジアでこれだけ浸透しているということは、経済効果もありそうです。それにお隣の国ベトナム、タイにも華僑が多いので、この広がりもそこまで不自然ではありません。


そのご馳走ですが、、、

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大量のビール、果物に、子豚様の丸焼き!とスピーカーから大音量の音楽。
ものすごいパンチが効いてます。これを先祖に供えたあとに、家族親戚で他の料理と一緒に頂くそうです。
どうりで、最近子豚が沢山乗ったトラックを見た訳だわ。。。


ちなみにうちの大家さんは「先祖に華僑はいないけど、周りがやってるから祝うタイプ」のカンボジア人なので、

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こんな感じでさっきの家と比べるとちょっぴり遠慮がちでおしとやかなお供えでした。
私も昼ごはんにお呼ばれして中華正月によく食べるという野菜と牛の皮たっぷりのスープときのこ類とお肉の入った炒め物を美味しく頂きました。
カンボジア人の行事に入り込む瞬間は、たとえそれがショッキングな光景だったとしてもやっぱり新鮮で面白いし、受け入れられている嬉しさがあります。



お昼はどの家庭でも和やかにご馳走を食べていると思いきや、時折爆竹と花火の音も鳴り響いていました。
スウェーデンに住む友人も言っていましたが、ニューイヤーというと爆竹と花火の音でものすごいことになるらしく、やってることは世界どこでも同じですね。


去年のクメール正月休暇はベトナムを南北縦断する一人旅に行ってしましましたが、今年はカンボジアで過ごそうと思います。
中華正月にこれだけ気合いの入るカンボジア人ですから、クメール正月はさぞかし大変なことになるんだろうなぁ。

大家さんの優しさ

ゆったりなカンボジアにいるはずなのに、時間が経つのが異様に早い今日この頃です。

協力隊の活動でラスト半年といったら、言語も文化の壁も少しずつ減り最後の目標に向かって一気にラストスパート!というイメージだったのですが、これが私の場合は違うようです。
帰国後のことを考えて「私がいなくても継続できるシステムを」という気持ちと、「やればできるカンボジア人を沢山見てしまった」経験とで、配属先のシステム及び、カウンターパートに対して今までより厳しい目で見てしまい一人で苛立つようになってしまいました。
予算があるのに体育や音楽に回したがらない校長、学校に来ても一日中パソコンの前に座って校内巡回しない教頭、自分の子どもを学校へ送るからと言って毎回遅刻してくる体育教員(10分早く送ったらどう?と説得してはいますが)、学生の試験中に試験監督を放棄して外でたばこを吸う教員たち…
今まで仕方ないと諦めていた部分がすんなりいかなくなったのは、カンボジアという国の存在が自分の中で他人事ではなくなってきたからかな、と思います。
学校予算に関しては必要経費で私が知らないことも沢山あるだろうし、校長と何度か話したら体育・音楽にも回せるように努力すると言ってくれました。それでも、他の教科の教員も口を揃えて「校長が怖いから授業で買いたいものがあっても言えない。模造紙くらいは貰えるけど。予算会議っていうのもないよ。」という言う今の状況はかなり厳しいです。


内戦が終わって約30年経つけれど未だに多くの国から支援を受けていて(勿論私もその一部ですが)、首都以外の田舎も少しずつ環境が良くなってきているのですが、支援する側としては改めてこの国の自己再生能力を考慮したやり方が求められることを感じます。それには支援される国の省庁の動きがかなり重要であり、私のような一ボランティアが嘆いても仕様がないことなのですが、やっぱり小さな現場レベルでも意識はしていきたいものです。支援していくことって本当に難しい…

冒頭で配属先への嘆きばかりを述べてしまいましたが、新任の音楽教員候補の先生は小さな子どもの面倒が忙しいにも関わらず週に3回放課後私のところに音楽を勉強に来るし、一年生の音楽クラブのメンバーもすごいやる気で既に校内から貸し出した鍵盤ハーモニカの練習する音が聴こえてくるし、ベテランの体育教員も今までより私の意見も取り入れてくれるようになってきたという嬉しい出来事もあります。

まろやかにやっていくしかないですね。



ところで、
少し落ち込み気味で学校から家に帰った夕方、大家さんが「最近赤ん坊の面倒をみるのに忙しくて、あなたを夕飯に招待できてなくてごめんねー」と言いながら、両手に抱えきれないくらいのマンゴーとバナナチップスとスイカをくれました。
ごめんなんてとんでも無い位、いつも優しく気遣ってくれて、かなりの頻度で果物や料理をくれる大家さんですが、この時のタイミングはより一層感動に値するものでした。この家の住人で本当に良かった。

今も大家さんの家の木にはマンゴーがなり続けているため、私も一日2つはマンゴーを食べるというなんとも贅沢な暮らしをしております。

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この日の朝ごはんは、マンゴーと近所のパン屋さんのバナナマフィン、淹れたてコーヒー。
そして富士山が恋しいです。




昨日大家さんから頂いたものはこれ。

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え。

ひっくり返すと、

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え。笑


となりますが、竹の皮をむくと


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ご飯が出てきます!
正確に言うと「ノムクララン」というお菓子なのです。
もち米とココナッツ・豆を竹の筒で蒸したお菓子で、クラチェ州の名物です。お土産に沢山もらったそうなのでおすそ分けしてくれました。ほんのり甘くて美味しいのですが、もち米からつくるこの類のものと未だに「お菓子」としては受け入れがたいところはあります。日本のおはぎは小さめだから許容範囲。
これは食べたら絶対夕飯要らなくなります。




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ちなみに、以前のブログで紹介したうちの学生が育てた空芯菜も大きくなり、おすそ分けを頂きました。
空芯菜炒めにして、とても美味しかった!


後悔のないように、カンボジアの美味しいものにかぶりついていきたいと思います。




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