Cham-Cham

in Cambodia

2015年01月の記事

ファームツアーとねこ

先日の日曜日に「ファームツアー」に参加してきました。

今回のファームツアーは「IVY(アイビー)」という日本のNGOが支援をしている試験農場で農業体験をするというもの。私の実家は農家ですが、カンボジアの農業についても知りたいという気持ちがあり参加してきました。

以下IVYのHPより抜粋
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1.事業の背景・必要性
イ)実施国における農業分野の現状
カンボジアでは小農家による低い生産性と農産物流通の未整備という課題を抱えている。内戦前には存在した農業協同組合は現在ではほとんど見られず、他の農産物同様、野菜に関しては農民組織による出荷が困難である。一方首都プノンペンでは経済の急成長に伴い、中間層や富裕層人口が増加し、野菜の需要も急増しているが供給が追いつていない。2012年2月の農業大臣の話では、プノンペンでは1日1千トンの需要に4割しか賄えず、600トンが隣国からの輸入で、大きな経済損失となっている。一方輸入野菜の安全性に不安を抱く消費者も多いため、無農薬・有機栽培野菜の人気が高く、自然食品店は急速に売り上げを伸ばしている。

ロ)地域のニーズ
事業対象地のスバイリエン州はカンボジア南東部に位置し、7郡690村に59万人が居住する。人口の約9割が農漁業に従事しているが、現金収入は家族の出稼ぎや工場労働に頼っている。
スバイリエン州農産物組合(以下SAC)は2009年から地元の大型リゾートホテルに出荷をしていた前身団体から出荷を引継ぎ、300名のメンバーと共に農民の生計向上を目標に2011年に編成された。2012年には首都の小売店に定期出荷を開始したが、まだ多くの課題を抱えているため、2013年度から3か年計画で本事業に取り組んでいる。

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ちなみに、IVYはシリア難民支援などもしています。
詳しくは、こちら。http://ivyivy.org/act/cambodia/

試験農場はプレイベンのお隣、「スヴァイリエン州」の外れ。
スヴァイリエン州の農産物組合のSACは、プノンペンに向けてオーガニック野菜の出荷を行っていて、私の協力隊の同期がここでパッケージングの方法から輸送、品質管理等を手伝っています。日頃色々を話を聞いているので、直接彼女の活動の場所を見ることができるのも楽しみの一つでした。



試験農場に着くと、カンボジア人スタッフとフィリピン人スタッフが出迎えてくれました。
農場は、マンゴーフォレスト、ネットハウス、コンポストハウス、池、田んぼ等で構成されていて、SACのメンバーが州のあちらこちらから農法を学びに訪れるようです。


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コンポストづくり。スタッフさんの手際の良さ。


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コンポストは、下から順に乾燥したココナッツの皮・干し草⇒牛の糞⇒水でしめらす⇒草 を繰り返して積み重ね、三か月ほどおく、とのことでした。ココナッツの皮を使う辺りが東南アジアならでは。



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シェルフテーブル。栄養のある土に入れ替えやすくするために土を区別したいということで、高さを付けているようです。
ネットは日本から来た良質な物だとか。


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こちらは水上農業の試験舟。


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ネットハウスの中の野菜は強すぎる直射日光や害虫から守られていてなかなか美味しそうでした。



プレイベンもそうですが、スヴァイリエンも湖や川周辺の州と違い、土地に恵まれず良い作物が育ちにくいというハンデがあります。そんな中でその土地にあるもの(ココナッツやバナナの草等)を工夫して使ってより安全で美味しい野菜を作ろうとしている意識がすごく感じられました。私も実際に野菜を頂きましたが、久しぶりに食べる新鮮な生野菜に嬉しさがこみ上げました。
農業組合の方もここで学びながら自分の村で少しずつ実践を積み広まっているようです。販路を開拓し、出荷までこぎつけるというのはまた別の作業で非常に大変だと思いますが、最貧州のひとつと言われるスヴァイリエンの野菜が更に広まり農民の生活の向上に繋がることを願います。
と同時に、帰国したら実家のオーガニック野菜についてももう少しちゃんと知りたいなぁと思いました。口に入れるものを自分できちんと説明できて作り出せるって本当に凄いこと。




ところで、お昼ご飯に寄らせて頂いた農家の家で、可愛い可愛いねこの親子を発見。

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発見した途端、ねこへの気持ちが一気に高まり気がつくと追いかけまわしてシャッターを切りまくっていました。
本当に可愛かった…



協力隊の同期の勇姿とねこの親子愛に励まされた良い一日でした。
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スッキリ模様替え

一年生の授業が本格的に始まって約半月。
朝7時から毎日ほぼフルの時間割と日本語クラブと音楽クラブの時間が入るお昼休みの時間が続く、月曜日から土曜日までの時間感覚にもだんだん慣れてきました。
以前は空き時間に近隣小学校に行ったり、孤児院施設に行っていたのですが今月からはそんな余裕はなくどっぷり配属先につかっています。


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↑準備体操にもきゃっきゃと喜ぶ一年生。


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↑まずは体力テスト。
体育教官も体力テストの指導には自信があるらしく、はっきりとした指示で指導。



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↑身長も体重も測って自分の体のことを知ります。


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↑二年生は来月から始まる教育実習に向けて体育の指導案を書いています。



そんな中、先日「一斉作業」の時間使って音楽室兼教具室の模様替えをしました。
まずは空いたスペースに5年以上放置されていた韓国からの支援の電子ピアノを追加。

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↑特に私は指示を出していないのですが、あーだこーだ言いながら、どんどん組み立ててくれる学生。
これで、電子ピアノが6台になり、音楽クラブのメンバーが喜ぶはず!


そして…

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↑その電子ピアノが入っていた段ボールとついてきた発砲スチロールを使って道具棚を作りました!
今まで、床にわちゃわちゃと置かれていて何があるのかないのか分からなかった道具類がこんなにすっきり。これも、学生がしまう位置を一緒に考えてくれたりと手伝ってくれました。こういうパズルみたいな作業心地良い。。。


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↑そんなこんなで、こんなにすっきりした部屋に生まれ変わりました!



↓ちなみにこちらが以前の同じ部屋
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事務の先生と一緒だったので事務の資料やPCがあり致し方ない感じでしたが、同じ部屋とは思えない!!




これを機に教員と学生のやる気が更にアップしていくことを願います。


突然ですが今日の晩御飯。

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ご近所さんに「トライギアット」という塩をふって干した魚を頂いたので、それをただ揚げたもの。と、お米。
すごい手抜き感!!!
川魚もなかなかですが、とにかくご飯が美味しい。これは「コンポンチュナム」でJICAが行っている米作りのプロジェクトを見学しに行ったときに田植え体験をし、その結果とれたお米を頂いたもの。カンボジアに来て一番美味しいお米かもしれません。



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そして、今が旬の「ミルクフルーツ」
切ると、ミルクのような乳白色の果汁が染み出てくるので、この名前が付けられています。味もまろやかで優しい甘さなので食べやすい。
いろんなとれたて果物が一年中楽しめるのは、やっぱり幸せです。


プレイベンという田舎に住んで一年半。
物の選択肢がグッと狭まった中でのシンプルな暮らしも悪くないな、とつくづく思います。

新年と一年生

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少し遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。

去年はプノンペンで華やかに年越ししましたが、今年はプレイベンで静かに年越しでした。
年が変わる瞬間は同期の隊員と二人で、友人からもらった「信州半生蕎麦」をすすっていました。これが、すごく美味しかった。
母が持ってきてくれた日本酒もちびちびと飲み、「春の海」をかけて、精一杯お正月を感じる努力をしてみました。

写真は新年の朝日、ではなく 夕陽です。色の加工はしていないですよ。




さて、4月が正月のカンボジアにワールドニューイヤーはほとんど関係ないです。1日のみが休みで2日から学校スタート。しかも、この日は新一年生の授業もスタートだったので、朝からてんやわんやでした。

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↑320人の新一年生。



朝礼後、一年生と二年生がどの教室を使うのか情報が錯綜していたようで、500人以上の学生が校内をウロウロ行ったり来たり。校長がなぜか一人で指示を出し、ようやく30分位で落ち着いたのもつかの間、新しい校舎の方に入れる机と椅子がまだ届いていないため、講堂から机を運び出す二年生。

勿論、こういう状況に驚くことは もうありません。

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↑一瞬、青空教室が始まるのかと思ったわ!

学生は文句を言う様子もなく、淡々と掃き掃除などの作業をこなしていました。
そして、新しい教室での勉強がスタートした二年生がとっても嬉しそうでした◎




一年生と二年生の授業が始まり、私の担当科目は3つなので、当然時間割がかぶっています。
様子を見ながらどの授業に行くのか決めたいところですが、今週は音楽のネアックルーが他州の親戚の家に行ってしまい、体育のロックルーは具合が悪く、もう一人の体育のロックルーは友人の親の葬式とかで休んだりするし、もの悲しい一週間でした。

とりあえず、出来るだけ一年生の授業を優先して(新学期早々なので)自己紹介や国歌の指導にあたりました。みんな、まだ私を見る目が物珍しそうです。一クラス、やけに歌がうまいまとまりのあるクラスがあったので、これから期待できそうです。



夕方ふらふらと家に帰ろうとすると、寮の前の畑に寮生の学生達が集まっていました。

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「農業」の授業でクラスごとに野菜を育て、評価規準がよく分かりませんがどこのクラスが一番良くなるか競い合っているとのこと。

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↑空芯菜
カンボジアで空芯菜と言ったら、湿地帯で育てているイメージですが、水の少ない畑で育つ種類もあるそうです。
収穫したら、ご馳走してくれると言ってくれたので、楽しみ。。



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途中の家では、家族や親戚で豆を殻から取る作業をしていました。
黒い殻の下には緑の豆がたくさんたまっているのですが、お菓子に使うそうです。




特段、いつもと変わることないプレイベンのゆったりとした空気ですが、遠いと思っていた2015年がもう来てしまったようです。
カンボジアでの活動もあと半年。
健康第一でやっていきます。


今年も宜しくお願い致します。


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