Cham-Cham

in Cambodia

2014年10月の記事

international friendship orchestra concert

カンボジアは今日も抜けるような青空で、扇風機にあたりながらブログを書いています。
大家さんのマンゴーの木には、去年より早くマンゴーがたわわになっております。
熟す前にサラダにして食べるのも美味しいけれど、私はやっぱり熟した甘いマンゴーをデザートとして食べるのが好き。


三日前にプノンペンのChaktomuk conference hallで、international friendship orchestra concertがありました。
このコンサートはThe Association of Angkor National Youth Orchestra (ANYO) というカンボジアのユースで結成されるメンバー、王立芸大のメンバー、日本のユースオーケストラのメンバーやOB・OGそして、総括されている先生の繋がりで世界各国から来られたメンバーで構成されたものでした。
私は、この話を聞くまで、カンボジア人のユースオーケストラが存在していることも、それを日本人の先生が支援していることも知らず、驚きでした。
今回のように一年に一回日本を含め世界各国から人が集まり、カンボジアでコンサートを行って、今年で10年経つそうです。まだ芸術に理解を示す人が少ない国でこのような活動を長いスパンで続けていらっしゃるというのは、本当に骨の折れる努力をされているのだと思います。

さて、私は友人のトランぺッターが出演すると聞いていたので、最初はお客さんとして行く予定だったのですが、色んな事情が重なりパーカッションを手伝うことになりました。
残念ながら私はパーカッション初心者ですし、楽器もビンテージというのか、まぁかなり古い芸大の楽器がきたのですが、とても貴重な体験をさせて頂きました。

前日はプノンペンの国土交通省の会議室でリハーサル。
PA260379.jpg

一時間ちょっとのプログラムですが、全員での練習はこの日だけ。
短時間で要点を押さえて指導する指揮の先生方、さすがです。

PA260386.jpg
↑コントラバスの二人のうち一人は72歳のおじいちゃん。
1068年からコントラバスをフランス人に習い始めて、ポルポト時代を乗り越え芸大の教師になりましたが、最近は全然弾いていなかったので、指が動かなくて大変、と言っていました。
ポルポト時代以前に西洋楽器を習っていた方に会えるなんてとても貴重なことなので、嬉しい出会いでもあり、演奏するところをじっと見つめてしまいました。



PA270405.jpg

さて本番です!
写真は見に来てくれた協力隊の友人が撮ってくれました。


オケのコンサートに行ったことは数えきれないほどありますが、オケのメンバーを後ろから見たのは初めて。
IMG_2755.jpg
リハの様子。

パーカッションは休みも多いので、一音出す時の緊張感といったら大変。
しかも、当たり前ですが、ひとつひとつの楽器が大きいので、一音の責任感の重みが…
パーカッショニストの苦労が少しだけ分かりました。
日本人で音大の打楽器科を卒業された方もいたので、その方のパーカッションに対するオールマイティーな技術に脱帽しながら、本番の独特な雰囲気に感化されてかなり楽しい時間を過ごしました。

DSC02274s.jpg

PA270417.jpg
↑amazing grace
トランペットソロが情熱的で素敵でした。


PA270419.jpg
↑バッハのダブルコンチェルト
カンボジア人と日本人のバイオリニスト。女の子はまだ高校生らしいのですが、堂々とソロをこなしていました!


PA270420.jpg
↑ガブリエル 
思えばオーボエのコンチェルトは初めて聴いたかも。エモーショナルで繊細なメロディーでした。


PA270428.jpg
↑let it go
カンボジア人のちびっこたちの登場に客席から歓声があがっていました。


他にも、カルメンや東エデン、アイーダのマーチ、パイレーツオブカリビアン、ウィーンはウィーン等々盛りだくさんのプログラムでした。
ノロドム前々国王が作曲した曲を日本人の先生が編曲されたla mer a kdatは世界初演だったそうですが、美しいアレンジに練習時から魅了されていました。
カンボジア国王は代々音楽好きが多いようで、前国王もよくテレビでカラオケを披露していたとか。
今回のコンサートにも王室から国王のご兄弟がいらしていたようです。

PA270451.jpg


緊張の本番でしたが、やっぱり演奏は楽しい。
そして、カンボジアに来てから、初めて生オケの音を聴いたので、チューニングの音だけでときめきました。

今回はカンボジア人の大学生で、私と同じように初めてオケにのる子がいたのですが、その子にとっても大きな一歩になったと思います。彼はシンバル担当でしたが、マーチングバンドしか経験がない中でよくやりきったなと思います。リハの時に難しいリズムのある2小節を「叩けないから」という理由で×にしてあったところも、直前まで一緒に練習して本番なんとか演奏しました。自分の演奏もままならないのに、シンバルのことも心配でかなりエキサイティングな本番でした。
そんな彼は「家の門限があるから!」と言って終わった瞬間帰宅しました。笑


カンボジアにもいつかフルオーケストラが結成される日が来るんだろうなぁ。
本当に興味深い二日間でした。

スポンサーサイト

music caravan

朝晩の気温がだんだん下がってきて、カンボジアは一年で一番涼しい時期に突入しそうです。
といっても、日中は30度辺りをキープしていますが。


さて、ここのところ大きなイベントがありました。
約三か月前から、カンボジアの音楽隊員であるトランペット奏者の子と同じ大学の音楽科の後輩の子と三人で、MUSIC CARAVANを企画して練習して、その本番を終えました。
この企画は、それぞれの配属先で音楽を教えている隊員同士で、どんな風に音楽教育を広めていこうか、どうしたら音楽好きな人が増えていくだろうかと考えていた時に、やっぱり音楽は授業として教えるだけでなく生の音で伝えて衝撃を与えることも必要、ならば自分たちでやってしまおう、ということで始まりました。
特に曲選びでこだわったのは、カンボジア含め世界の様々なテイストの音楽や和音の美しさ、リズムの面白さを感じられる音楽を織り交ぜることでした。

会場は、プレイベン州の私の配属先、カンダール州の教育局、そして来月にはコンポンチュナムの小学校教員養成校で行います。
これは、トランペット奏者の隊員が作ってくれたイベント全体のチラシ。
10649863_635647999886619_7258506771059818329_n.jpg


プレイベンのコンサート用にはクメール語のチラシを作りました。
IMG_2712.png

残念ながらカンボジアの新学期は一ヶ月遅れになってしまったので、プレイベン会場は養成校の学生だけではなく、地域の人にも来てもらおうと思い、教育局、芸術局、中学校教員養成校、近隣小学校、孤児院、英語塾などに宣伝しました。

ドキドキして迎えた当日のプログラムはこちら。
後輩隊員が作ってくれました。
10626644_536046513197135_4996774781195290736_n.jpg


演奏したのは、カンボジアの国歌はじめ、日本の四季のうたメドレー、amazing grace、鍵盤ハーモニカ三重奏、ラテン語でアフリカ音楽のリズムを取り入れた曲、ボディーパーカッションなどなど。
トランペット奏者の隊員によるlet it goは本当に音がまろやかで、さすが。長い間辛抱強く続けてきた彼女にしか出せない音に脱帽でした。もっともっと聴いていたいと思う音です。
声楽研究室に所属していた隊員によるo mio babbino caro。練習の時から美しい声とメロディーにうるっときていました。見に来てくれた高校生の女の子たちも彼女の声の響きに驚いていました。
私はカンボジアの道をイメージして作った曲を披露させて頂きました。
それぞれの曲に関連する写真をスライドで映して、曲の説明を加えてから演奏しました。

20141018_043454000_iOS.jpg
↑村祭りで祭りっぽくお面をかぶりました。



なんとKOICAのメンバーもカンボジアで人気なK-POPを演奏してくれました。
これも近所のKOICAのボランティアが有志を募ってくれたおかげ。ラタナキリやバッタンバンなどものすごく遠くの州から駆けつけてくれた方もいて、とても嬉しかった。
PA180203.jpg


そして、念願のカンボジア人との共演。
私のトローの先生の息子サイハ―は、小さい頃から音楽に親しんでいるだけあって音感もリズム感も兼ね備えています。
今回は彼にカンボジアの打楽器であるスコーを叩いてもらって、それに合わせてアフリカの曲をアカペラで歌いました。
PA180216.jpg


20141018_075910000_iOS.jpg
↑「蛍の光」を日本語、韓国語、スコットランド語、クメール語で。

20141018_034135943_iOS 1
↑最後はカンボジアの曲、アラピアをみんなで。

当日は、職場の同僚、教育局のスタッフ、孤児院の女の子たち、近所の小学生、大家さんの子どもたち、通りすがりの人(笑) などが参加してくれました。知っている人が来てくれてとてもとても嬉しかったのですが、人数は思ったよりも少なくて、「楽しかったからもっと宣伝すれば良かったのに」と色んな人に言われてしまいました。自分の中では、結構宣伝したつもりだったのですが、プレイベンに住む人達の関心がそこまで音楽に向いていないことを示しているのかもしれません。
それでも、来てくれた人には、「どの曲も初めて聞く曲で楽しかった」「声がすごく迫力があった」「ボディーパーカッション驚いた」「次の時は私がもっとお客さんを連れてくる」と嬉しいコメントをもらえて、来てくれたからこそ伝えられたものはやっぱりあったかなと思いました。
そして、次回またやる時には、カンボジア人の演奏者をもっと引き立たせることができるように準備したい。
今回出演してくれたサイハーは、高校を卒業したばかりで今は電気の仕事を手伝ってお金を稼いでいます。カンボジアの伝統楽器はほとんど弾けるのに、それを発表する場がほとんどないため、地元のカンボジア人も今回彼を初めて知って「太鼓上手だね」と褒めていました。自分が褒められるよりもカンボジア人であるサイハ―が褒められることの方が嬉しい。カンボジア人が自分たちの国の楽器や音楽をリスペクトする機会やきっかけをこれからもっと作れるといいなと思います。

PA180215.jpg
↑プレイベン会場

parts08_05.jpg

次の日はカンダール州のマーチングバンドの子どもたちを対象に同じプログラムでコンサートを行いました。


PA190241.jpg
↑国歌はみんなで演奏

PA190297.jpg
↑体験ボディーパーカッション。さすがリズム感のある子どもたちでした。



プレイベンの人々とは違って、既に外国音楽の知識が入っている子どもたちでしたが、実際に生の音を聴くことはほとんどないようだったので、興味津々に聴いてくれたのがとても印象的でした。みんな可愛かった…



PA190321.jpg
↑カンダール会場




今回誰よりもこの企画をひっぱってくれたトランペット奏者の隊員、そして赴任直後なのに快く企画にのって活躍してくれた後輩隊員に本当に感謝です。自分が演奏することから遠ざかっていた昨今でしたが、練習期間中もずっと楽しくて本来の自分を取り戻せている感覚でした。
配属先の同僚、カンダール教育局の方々、応援してくれた協力隊のメンバー、KOICA・peace corpsのメンバー、来てくれた人にも恵まれていて本当に有難いです。



なんだかガタガタな文章になってしまいました。
読んで頂いてありがとうございます。



ボートレース

ある日、我が街プレイベンで車に乗っていた時のこと。

急停車する車。

また牛の隊群が道を渡っているのかしらと、窓の外を覗くと…


P9199437.jpg

おや。

P9199442.jpg

あら。


P9199443.jpg


P9199447.jpg


でした!!!


そうです。
今年はようやく3年振りにプレイベンで水祭りのためのボートレースが開催されるのです。
去年はプレイベンでなかったために、隣のスヴァイリエンまで見に行きましたが、今年はついに我が街で見ることが出来ます。
レースの準備のために保管場所から頑張って移動させているところに運良く?立ち合うことができました。
この舟30人くらいの成人男性が乗るので、並みの長さではありません。
結局この通せんぼから解放されるのに、20分くらい要しました。とほほ。



blue.png

さてさて、約3週間後ボートレースが一日半に渡って開催されました。

PA070137.jpg

PA070138.jpg

相変わらず、痛いくらいの良い天気。

会場の川沿いに行ってみると、人がわんさか、屋台もたくさんです。




IMG_2711.jpg

かっこいい!!!!

プレイベン州の各地から集まった色とりどりの舟、Tシャツの色が賑やかです。


PA070131.jpg

競技前の選手の皆さんの意気込みもなかなか。


PA070153.jpg

大人も子供も沢山の人が見にきていました。
さすが、カンボジアの子ども達。急な斜面でも平気で観戦できます。


PA070135.jpg

競技前の時間には、カンボジアの伝統楽器の演奏もありました。
よく知っている音楽先生と子どもが演奏していたので、びっくりしました。


さて、ここで皆さんに競技の白熱ぶりを伝えたいので、久々に動画をアップロードします。

[広告] VPS

レースの場所と岸が結構な距離だったのですが、どのチームも息ぴったり櫂が動いていて、迫力がありました。

今回プレイベンで優勝したチームは来月行われるプノンペンでのボートレースに出場します。
私は見に行けるかまだ分かりませんが、プレイベンチームの頑張りをもう一度見たいところ。
観光地もなくて名産品もないプレイベンだけど、どうか良い成績が残せますように!

音楽トレーニング

先月の教育省でのプレゼンが終わった夕方、すぐそのまま車に乗り込んで移動!
音楽、美術、学校建設の支援を行っている日本のNPOであるJHP主催の音楽トレーニングinプレイベン州コンポントロバエク郡に参加するためでした。

今回のトレーニングは、「カンボジア人の教員が教室で現実的に教えることのできる音楽」ということを重要視していて、トレーニングの内容を決める段階から少しだけ関わらせてもらいました。
今まで「楽器の奏法」にフォーカスを当てていたのを、はじめて音楽を知るカンボジア人が音楽を教えられるように、「音楽を身近に感じ、楽しむ音楽」にスイッチしたのが特徴です。

体育もそうですが、日々自分自身の活動の中だけでは、どうしても煮詰まってしまうところがあったり、思いきれないところが多かったりする私にとって、このトレーニングに参加できることはとても有難いことでした。そして何よりトレーニングの趣旨が私が日々「こうしたいなあ」と思っていることだったので、絶好の機会なのです。もちろん配属先の音楽の先生も誘って共に参加です。

トレーニングは全三日間でしたが、初日は参加できなかったので二日目から。

parts08_05.jpg



今回のトレーナーは、日本の文科省の音楽教育調査官の方、王立芸大出身のカンボジア人音楽家の方、そして少しだけお手伝いさせてもらった私。
対象は、コンポントロバエク郡の小学校の若手の先生方、そして教育省の方とプレイベンの州と郡の局員の方も参加してくれました。

内容は、
クメール語の歌(曖昧に覚えないで、歌詞も音程もしっかり)、ボディーパーカッション、おと遊び、その他多くの音楽ゲームです。


P9189404.jpg
↑クメール語の歌は歌詞の意味や教える時のポイントを学びます。


P9179392.jpg
↑何度も歌っているうちに声が揃ってきました。


P9189407.jpg
↑基本的な楽譜の読み方もちょこっと。


P9179388.jpg
↑ボディーパーカッションの模擬授業にて、「こんなことできますかゲーム」のクメール語バージョンをやっているところ。
ボディーパーカッションを学校の音楽教育として普及させた第一人者「山ちゃん」こと山田先生の授業を参考にしています。


P9189427.jpg
↑先生も挑戦。だんだんやり方を習得してきました。


P9189411.jpg
↑「おと遊び」の時間に外に出て音を探してこよう!ということで、池の淵に立ち耳を澄ませる先生達。


P9189419.jpg
↑自分で見つけた音を声に出してみます。
虫の声、動物の鳴き声、風の音、水の音などいろんな音が出ました。先生達すごく音マネが上手。
この後音をつなげたり繰り返してみたりして遊びました。
サウンドスケープが音楽になる瞬間。


P9189432.jpg
↑キッチンミュージック。
家から持ってきた台所用品を使って、音のクイズや音のリレーをしました。
ユニークな音の連続で、その場も笑いに包まれました。



楽器や楽譜に捉われずに音楽教育を広めること、に挑戦した今回のトレーニング。
若い先生達の積極的な姿勢と好奇心を見ていたら、カンボジアにおける音楽教育の道が少し開けたような気がしました。
また、日本にいたら一緒にお仕事することなどできなかった調査官の方とカンボジアの音楽家の方からも沢山学ばせて頂きました。
トレーナーとして参加できたことで、受け身のトレーニングにならずに配属先で自分が経験していることも取り入れてもらえたりと充実の時間を過ごすことができました。
楽しくて温かいJHPのスタッフの方々、三日間丁寧にサポートしてくださった教育省、州、郡の方々にも本当に感謝です。

ココナッツとプレゼン

カンボジアに来てから順調に太ってきていた私ですが、最近、ちょっとだけ痩せたのではないか というなんとも嬉しい言葉を頂きました。
これも、コンデンスミルクたっぷり入りのコーヒーを我慢したおかげかもしれない!と思いましたが、多分そうではなく。
おそらく偉大なココナッツウォーターとココナッツオイルのおかげ。

ココナッツの偉大さについてはこちらをご覧ください。↓
http://matome.naver.jp/odai/2140533094324286801

ココナッツウォーターもオイルも栄養価が高く美容にとっても良いのに、ダイエットに有効で便秘にも効くという優れもの。
どちらも日本で手に入れることができますが、カンボジアにいると驚くほど安く手に入れることができます。

ココナッツウォーターは、プレイベンの田舎でもどこでも売っています。ココナッツの実にストローをさして飲むのがスタンダードですが、私の家の近くには500mlのペットボトルに入れて販売してくれるお店があるので、そこで50円ほどで買って飲んでいます。味はさっぱりしていて美味しく、水分吸収率も良いので熱中症予防にもなります。

ココナッツオイルも同期の隊員が紹介してくれたcoco khmerという会社のものを使っています。
http://ecosourcingproject.wordpress.com/initiatives/coco-khmer/
カンボジア産のココナッツを吟味して選び、質の高いオイルや石鹸などを販売しています。

10363586_321738577978986_8752508019558018226_n.jpg
↑上記HPより



⬆︎私はこの小さい瓶を愛用中で、顔や体に塗ったり飲んだりしています。4ドルです。



カンボジアにいる間は、カンボジアの自然のものを使って、少しでも健康にそして美容に気を付けたいと思います。
ちなみにココナッツウォーターは暑い国の果物だけあって体を冷やす効果があります。よって日本で飲む場合は気候と自分の体の状態をよく考えてから飲むと良いと思います。

blue.png


さて、先月はプノンペンの教育省にて小学校教諭隊員を代表してのスピーチをしてきました。

JICAが長年行っている教育分野のボランティア活動の内容をアピールし、教育省と協力して教育をよりよい方向へ導くきっかけにするというのが狙い。
私以外にも、生徒会活動活性化のために活動している青少年活動の隊員や理数科教育隊員がプレゼンを行いました。
私はたまたま今カンボジアにいる小学校教諭の隊員の中で一番任期が長かったのでこのお話を頂いたのですが、本番までの準備はなかなか時間がかかりました。

まず、他の小学校教諭の隊員に教育省にアピールしたいことを洗い出してもらい、それをまとめて日本語でパワーポイントをつくり、クメール語の先生に手伝ってもらいながらクメール語訳し、ひたすら一人でタイピング。(クメール語のタイプが少し早くなった!)その後、プレゼン中に言い足したいクメール語を職場にいるカンボジア人の方々に教えてもらって、最終チェックもしてもらい、完成。
IMG_2244.jpg

もともとプレゼンは大の苦手ですが、なんとか周りの人に助けてもらって当日を迎えることがました。

が、

しかし、

USBを別のパソコンにさした瞬間、データが全て消えていることが判明。
私のUSBがウイルス感染していたようでした。
仕方がないので、仮完成していたパワーポイントでプレゼン。
聞いてくださったのは、教育省の次官と職員の方々数名。
バックアップをとっていなかった自分が完全に悪いのですが、画面上の情報量が足りないため後悔の残るプレゼンになってしました。

でも、その後の次官からの質問は緊張しながらもなんとか聞き取ることができ、なんとか回答することができました。
私たちのフィールドである音楽・体育・図工はカンボジアにとって新しい科目なので、「養成校の学生がきちんと現場で教えられるか」ということを質問されました。これは本当に重要なことで、実際今の段階では全員が現場で教えるレベルに達することも、協力的な環境に身を置けることも簡単ではないと私は思っています。

私たちボランティアは現場の近くにいることができるのですが、どうしても狭い範囲での影響力しかない。
やはり国全体に広めるためには国が動かなければなりません。
今回のプレゼンで、情操教育を通して現場で見えた教員や子ども達の小さな変化を教育省の方々が気にかけて、国として動いてくれたら、情操教育に興味をもっている教員が現場で新しいことに取り組みやすい環境を増やしていけると思います。
勿論私たちのやり方をそのまま受容する必要はなく、将来的にはカンボジア人が良しとするものを自分たちで選んで広めていくというのが一番です。
私のつたないプレゼンでどこまで教育省の方々にアピールできたか定かではないのですが、今回のプレゼンを機に継続的に教育省へのプレゼンが行われることになったようなので、次につながる足かけにはなったのではないかと思います。

と言いつつも本当のことをいうと、正直私自身も未だに情操教育の良さをふんわりと捉えているに過ぎないので、カンボジア人が理解するにはより多くの時間がかかると思います。字面で理解するのは簡単ですが、自分と他人のハートを掴むのは本当に難しい。


カンボジア後半戦なのにも関わらず、相変わらずもやっとしているのでした。



コンサルテーション・ミーティング2014

いよいよ10月です。
日本は秋の香りが漂い始めた頃でしょうか。
カンボジアは雨の少ない雨季まっただ中で、今日も汗びっしょりな気候です。

そして、通常ならば明日から新学期が始まるのですが、なんと今年は12年生の再試のため小学校~養成校は一ヶ月遅れての新学期。よって11月スタートです。
なぜ再試があるのかというと。
今年の12年生の試験はカンニングを防止するために例年より厳しいチェックのもと試験が行われた結果、落第者が7割ほど出てしまったので再試必須、ということになったわけです。
新学期の日程が正式に決まったのは最近で、直前までいつ始まるのか分からない状態でした。
うむむ、カンボジア。



相変わらずオンタイムでブログ更新ができていませんが、前回投稿したファーストエイドのレクチャーの翌週、プノンペンでの三日間のNPO Herat of Gold主催のコンサルテーションミーティングに参加してきました。

P8278994.jpg

このミーティングには去年も体育教官と共に参加していましたが、今年はカンボジアの小学校教員養成校の体育教育においての役割を確認できたり、実践的な模擬授業を見れたりしたのが、とても良かったです。

P8289032.jpg
器械運動の授業。
年度末に学校で手作りマットを作ったばかりなので、実際の授業を教官と見れて嬉しかった!

P8289044.jpg

P8279008.jpg
バレーの模擬授業では、各州からきた体育教官が本気で勝負にのめりこみだし、なかなか熱い戦いが繰り広げられていました。

また、今回は州と郡の局のスタッフ、養成校の管理職も交えての来年度の計画を話し合う時間もあり、それぞれの立場から小学校体育を広めるために必要なことをやっていくという共通認識を図ることができました。
これがきちんと実行に移せるようにせねば。

10580207_762987403744068_6530990938818431256_n.jpg
チームプレイベン!Heart of GoldのFaceBookページから引用


養成校の中でボランティアと教官がつくりあげる授業は最も大事ですが、その環境だけではどうしても限界があるところをNPOのミーティングでは補ってもらえています。有難い機会です。
教育省も州、郡の局も同じ目標に向かって仕事をしているという意識が大切だなと改めて感じました。


10月中、学校が休みといえども私は学校外で動いているプロジェクトの準備や本番があります。
しかし、教員は11月まで学校に来なさそうなので、みんないつもより更にふんわりした感じで来るのではなかろうかと予想しています。せっかく色々話し合ったし、再会した時にしっかりお互い思い出せるようにしたいところです。



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。