Cham-Cham

in Cambodia

2014年01月の記事

デッサンの時間

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乾季


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雨季




雨季には全て水で覆われていたはずの場所が、乾季である今すっかり畑や田んぼに様変わり。
この環境の変化を当たり前のこととして受け止めて生活スタイルを変化させるカンボジア人はやはり興味深い。



それにしても、毎日本当に砂っぽくて大変です。
ちなみに、砂っぽい・埃っぽい はクメール語で「ホイ」です。
ホイ、ホイ!!




体育と音楽の合間をぬって、先日美術の授業に顔を出してきました。
本来は三科目サポートに入る要請ですが、体育と音楽で時間割が埋まってしまうのでなかなか美術の方にいけません。

ただ、今は入学したばかりの一年生への授業なので、鉛筆デッサンが中心。
私の出る幕はほとんどありません。



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私の学校の美術の先生の授業内容は基本的に「模写・鉛筆デッサン」。
学生達は描くことに丁寧なので、鉛筆の使い方を学ぶとかなり「綺麗」に描きます。
時には、定規も使います。

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私は小学校の図工なら少し教えられるけれど、美術に関しては全くの素人なので、上手な学生達の絵を見ては「おー、すごいすごいねー」と呟いていました。

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↑この日は「自分の手」を描く授業。
本当に真剣です。
陰影も頑張ってつけていました。





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↑授業が始まる前に学生が絵をプレゼントしてくれました。

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↑プレイベンののどかな田園風景。
この学生は絵を描くことがとても好きなようで、自分でオリジナルの絵を何枚も描いてストックしていました。
特に絵を習ったことはないけれど、小さな頃から描くことが好きだったとか。
こういう子ってカンボジアにもいるんだなーと、以前日本で教えていた絵が大好きな子どもを思い出しました。

それにしても絵のプレゼントとても嬉しい。




来週は絵具を使った授業をするようなので、できることがあればサポートしたいと思います。
いずれは、物語を読んでからとか音楽を聴いてから想像して絵を描くという授業や身の回りの物で作れる工作を美術教員に提案していく予定です。



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↑ちなみこれも学生からのプレゼント。
なんとピンクの方は、編み物好きな男子学生の手作りです。



さて、明日はいよいよプレイベンでの体育の授業研究。
予算を申請したり、指導案を日本語に訳したり、少し慌ただしい日々でしたが、どうにかロックルーの自信に繋がる授業になりますように。
ドキドキ。
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公園の変貌

また涼しい日々が戻ってきました。
カンボジアの人々は「寒い寒い!」と言って、両手をすり合わせたり、朝ごはんの屋台のお粥がくべてある火に手を当てたりしています。
まるで、冬の日本のような仕草。
そんなに寒くないでしょ、と毎日心の中でつっこんでいますが、きっと本当にカンボジア人にとっては寒いんだろうなぁ。


前回も嘆いた郵便の件。
いまだプレイベンに一つの郵便物も届きません。
少なくとも3人は一ヶ月以上前に私に郵便物を送ってくれたはずなのに。
今度行ったら、プノンペンの中央郵便局に問い合わせようと思います。

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↑ちなみにこれらが、カンボジアの切手です。
遺跡や象や花の絵が描かれています。



さて、一週間ほど前ですが、このカンボジア人も認める田舎「プレイベン」の公園が人で埋め尽くされました。
普段はランニングのため、大体毎日行っているんですが、人は多くても30人ほど。

でも、この日は…
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大きいステージに、大画面、派手なスポットライトに爆音の音楽。


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ビール会社のプロモーションライブです!!

ビールを飲んで辺りが出たら2000ドル相当のバイクがもらえるとのことで、ビールを飲む人ですごい賑わい。



しかも、
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移動遊園地まで来てました!!

この観覧車は、日本のとは全く違いものすごいスピードでまわるいわば絶叫マシーン。
絶対乗らないぞ、と思っていたのに、一緒に行ったカンボジア人の女の子が「私、乗りたいよー」と言うので、乗ってきました。
スリリングでしたが、楽しかった。そして乗車時間は2分位。あっという間すぎ。
料金は1000リエル(約25円)でした◎

観覧車以外にも、ゴーカートみたいなものやメリーゴーランドもあって、子どもや大人で大賑わいでした。



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駐輪しているバイクもすごい数。

普段の姿からは想像できない公園の変貌に私だけでなく、地元のカンボジア人もわくわくしているようでした。

このライブ、実際は3日間続いて毎日大盛況だったよう。
利益がどのくらいかは分かりませんが、プロモーションとしては成功だったんじゃないかしら。
カンボジアの企業もこんな形で商品のアピールをする位進んでる部分もあるんだなぁと。

配属先の学生や知り合いにも沢山会えて、新鮮なプレイベンを楽しみました。









ソロコンテスト♪

先日、首都で音楽指導をしているボランティアの誘いでソロコンテストの審査をしてきました。

私より半年早くカンボジアに来ていた彼女は私と同じ年。そして、音楽を専門に活動しているので、いろんな場面で相談にのってもらったり話し合ったりと、とても頼りになる存在。バイタリティがあって、音楽に一直線で魅力的な女性です。

彼女の活動の一つが、とある高校のマーチングバンドの指導なのですが、基礎練習をしない、楽譜を読まないからずれる、お互いに音を聴き合わない等の問題があったらしく、それらを克服させていくために「ソロコンテスト」を企画したようです。
審査員は、芸術大学で器楽を教えてるカンボジア人の先生方やプノンペン在住で声楽家の方、そしてJICA調整員、企画者であるボランティア、私の7名。

楽器は、サックス、クラリネット、トランペット、トロンボーン、電子ピアノ、ベルリラ、スネアドラム、バスドラム、シンバル、トリオドラムなど。
A,B,Cのレベル別になっていてそれぞれ課題曲が課されていました。


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審査員を目の前にして緊張感がものすごく伝わってくる子もいれば、音を出すことに慣れていて余裕のある表情の子も。

ようよく考えてみると私も審査するというのは初めての経験だったので、色んな観点に着目しながら音を聴くのは、難しかったです。
それでも、高校生達がとても真剣なので、一人ひとりの音を集中して聴きました。

とにかくどの学生も一生懸命。
間違えても持ち直してなんとか最後まで演奏する。
音の正確さも強弱も表現力も改善点は沢山あるのだけれど、小中でほとんど音楽に触れていない学生達が、高校生になって初めて楽器に出会ったということを考えると、よくここまで演奏できるようになったなぁと。
特にトランペットの学生達の音色は本当に柔らかくて綺麗でした。泣きそうになりましたよ…
ここまでのレベルに持ち上げたボランティアの力もすごいけれど、食いついて練習して臨んだ高校生達もすごい。


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ドキドキの審査を経て表彰式もありました。


私も幼稚レベルのクメール語で感想を話しました。
すごく緊張して手が震えた。笑


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自分の配属先ではない場所で、音楽の分野で活動するボランティアの活動を見るのは本当に刺激になる。
そして、うまくなりたいという気持ちをもって頑張っているカンボジア人を目の当たりにできたのも、良かった。

この機会を与えてもらったことに感謝。
カンボジアの方々の新たな可能性を垣間見ることができました。



この刺激を自分の活動にももっていきたいなーと思いつつ、首都からプレイベンへの帰路。


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JICAの無償資金プロジェクトでつくられているネアックルン橋。
来年完成予定です。
これができたら、流通が相当スムーズになって市場が拡大し、また大きな変化が生まれるはず。
どんどん発展の道を辿っていくカンボジア。
10年後は全く違う姿になっているんだろうな。

小学校の音楽クラブへ

朝夕の涼しさがだんだんと薄れ、じわじわと常夏の3月に向かっているのを感じます。



今日は、朝2時間体育の授業で先生のサポートをしたり、学生と一緒に動物のマネで盛り上がったりしました(日本の体育でいう表現のような位置づけ)。

そして、その後近所の小学校の音楽クラブのサポートに行ってきました。

この学校に行くはまだ二回目。
音楽の先生がとても勉強熱心で、なんとうちの大家さんの親戚だったということもあり街中で偶然会ってはよく話します。
そんな会話の中で「今度うちの学校に手伝いに来てよー。」と言われたことが始まりです。

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↑小学校はお寺の中にあり、とっても綺麗。

学校に着くと、音楽の時間をいまかいまかと待ち構える子ども達が私のことを覚えてくれていて、話しかけてきてくれました。

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音楽のロックルーも来て、早速スタート!
この学校では、音楽の授業として時間をとることが時間的にも親の理解的にも難しいようなので、4,5,6年生の希望者が集まってクラブという形で練習が行われています。

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みんなでクメール語の歌を歌ったり、指揮をしたり、鍵盤ハーモニカを吹いたり。

どの子もすごく積極的で、尚且つロックルーの話をちゃんと聞いてる。
そして、ロックルーが話す時には楽器を吹かないというルールもきちんと徹底されている。
ロックルーの指導の良さも勿論あると思うのですが、子ども達やうちの養成校の学生を含めカンボジア人は自由でマイペースに見えて、とても礼儀正しいんです。
(例えば授業の初めに教員が教室に入ると必ず学生は全員起立します。これには、今でも慣れなくて恐縮してしまします。)

しばらく音を聴いていると、楽譜の音と違うことに気がついたので、子どもに「ここは、シだよー」と伝えてみた。
すると、ペンと紙を取り出し、「音符もう一回教えて!」と。
私がいう音符を全部クメール語で紙に書き、「これ見て、また家で練習するんだ。その方が早く上手になるでしょ。」
私はたまらず「オッチャー!(すごい!)」
こんなまっすぐな子どものやる気に出会うと、やっぱりとても嬉しい。


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↑鍵盤ハーモニカもそうですが、打楽器類も日本のNGOであるJHP学校をつくる会から支援されています。
http://www.jhp.or.jp/

この打楽器の子ども達がまた上手!
テンポが大きく揺れたりしないし、歌もきちんと合ってる。
日々、配属先の学生のリズム感にちょっぴり苦労している私としては、この子ども達のリズム感が驚愕でした。
子どもの脳ってやっぱり柔らかいんだなーと改めて実感。

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↑はるばる日本からやってきた鍵盤ハーモニカが、カンボジアの子どもの注目を集めて楽しむことに役立ってる現場を間近で見て、支援って届くところにはきちんと有効に届いてるんだなぁと思いました。
JHPさんは、楽器を与えるだけではなく、現地に事務所をかまえ、先生向けに研修も何度も行っているのでその成果の表れだと思います。


子どもの溢れんばかりの好奇心と、子どもの技術に驚かされた昼下がりでした。
この学校には継続的に行って個人指導などのサポートをする予定です。



本日はこの後、昼休みの時間に、配属先の学生に日本語を教えました。
覚えたての日本語を話す学生が本当に可愛い。

そして、午後は2時間音楽の授業で、ずっとやりたかった「鑑賞の授業」を。
プロジェクターのある部屋がPCの授業で使えなかったので、自前のPCとコードレスの小さいスピーカーを持って教室へ。
アフリカの少数民族の音楽、日本の和楽器(林英哲)、ジャズピアノ(上原ひろみ)、ゴスペル(sister act)、ボディーパーカッションなどなど。
学生達は、感嘆の声をあげたり笑ったり、とにかくよくリアクションしてくれました。
一番人気だったのは、意外にもボディーパーカッション!
これは、私のもひとつの目標であるボディーパーカッションの授業が本格的にできるかもしれない。



夜は、韓国のボランティアのおうちでお好み焼きなどをご馳走になってきました◎
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さて、明日からは配属先を少しお休みさせてもらってプノンペンへ。
高校のマーチングバンドのソロコンテストの審査をしに行ってきます。

音楽に触れる機会があって嬉しいです。

祝退職と音楽・美術

最近ちょっと気がかりなのが、友人や元職場の方が私宛てに送ってくれたというハガキや手紙が全く届かないこと。
プノンペンの方を住所にしてた時は受け取れたのに、プレイベンの方にしたらぱったり来ない。
心配です、どこかで止まっているのかしら。。。
送ってくださった方ごめんなさい。
もう少し待ってみます。







先日、半年間一緒に音楽の授業をしてきた先生が退職されました。
音楽の先生は、男性の先生と女性の先生がいるのですが、男性の先生の方が退職です。

歌がとても上手で、ギターも弾けて、大人になってから一から勉強した西洋音楽の勉強も熱心。
楽譜を読む時には、音程やリズムにシビアになる方で、カンボジア人にしては珍しい。
そんな先生も御年62歳。30年以上勤務した教員養成校を去ります。

日本のように退職の式典も特にない様子。
私は、先生への感謝を込めて手紙と日本の歌舞伎Tシャツをプレゼントしました。


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翌日学校で渡したらすごく喜んでくれました。
先生とは、カンボジアの伝統音楽について話したり、鍵盤ハーモニカの指導について一緒に悩んだりしていたので、とても寂しい。
また、ふらりと遊びに来てくれると良いなぁ。




さて、一年生も入学してそろそろ一ヶ月。

最近は私にも慣れてくれて「ネアックルー!(女性の先生への呼称)」と気軽に声をかけてくれます。


体育は、体力テスト。

音楽は、楽譜の基本的な読み方とリズム遊び。
時々のど自慢大会。

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↑音階を歌う練習では、私が鍵盤ハーモニカを吹いてます。
そうしないと、あまりに自由なドレミになってしまう。
ドレミを歌うことだけでも新鮮なので、一年生は張り切って挑戦しています。
リズム遊びも単純なリズムですが、ハラハラドキドキが伝わってくる集中力で食いついてきてくれます。



美術は、鉛筆でデッサン。

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2年生は美術の授業がなく、踊りの授業なので、この美術の先生久しぶりに見ましたよー。
初日は、5Bの鉛筆で色んな形の線を描き、次の時間は台に乗ったみかんをみんなで模写してました。


美術の先生の技術は、私なんかよりずっーとあるのですが、鉛筆での模写が中心で小学校図工で生かせるような授業は今までほとんどしていなかったよう。
これからの展開について、絵具を使った授業とか想像からつなげる絵の授業をしてみてはどうかしら、と少し話し合いました。
道具はバッチリ揃っているのに、ほとんど使われた形跡がないので、学生達が思う存分絵を楽しむ時間を一緒に提供できたらなぁと思います。



最近は1年生の授業と2年生の授業、そして学生からリクエストがあった日本語の授業を昼休みに週3回やって、空き時間には小学校に行き音楽の授業の手伝いに行っています。

本当はもっともっと音楽の活動がしたいというのが本音。




カンボジアでの活動ももう4分の1消化。
ちょっぴり焦ります。

カンボジアで年越し

皆様、新年あけましておめでとうございます。

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初の海外での年越しは、首都プノンペンで。
上の写真は、「独立記念塔」です。
ライトアップがとても綺麗です。


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昨夜は、他の州の隊員やJICA関係者と集まって大みそかディナー。
フルーツビールにシャンパン、ピザにサラダに、お蕎麦にお雑煮。
普段シンプルな食生活だけに、感動のラインナップです。

プノンペンではNHKを見ることができるので、紅白見ました。
あまちゃん勢豪華。

でも、紅白より心に沁みたのは「ゆく年くる年」。
ずんと来るお寺の音と寒い空気を思い出して見ていました。
あの静けさが、やっぱり好きです。


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プノンペンでは、リバーサイド周辺で花火が上がって、バイクに乗る若者たちでごった返していました。
花火の音と車とバイクのクラクションの音、どこからか聞こえてくるクマエダンスの音。

カンボジアのお正月は4月ですが、プノンペンやシェムリアップ、シハヌークビルなど、外国人が多く住む州では、世界のニューイヤーも祝うみたい。

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↑見えにくいですが、クメール語で「スオスダイ チュナム トゥマイ チュナム セッコール 2014」と書いてあります。
訳すと、「こんにちは 新しい年 世界の年 2014」です。



1年前は出会っていなかった大事な仲間と、カンボジアという地で年越し。
不思議な気持ちもありますが、素敵な新年の幕開けでした。



本当は、実家の手作りお餅やおせちが恋しいですけどね。



皆さんの2014年が素敵な1年になりますように。
日本を想ってます。

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