Cham-Cham

in Cambodia

2013年09月の記事

カンボジアのフランスパン

更新できる時にまとめて更新します。




私の大好きなパンのはなし。

私は生粋のパン好きなのですが、カンボジアに来たときには美味しいパンとの出会いを諦めていました。



ところが、


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見て下さい、この美味しそうなフランスパンたち。


プサー(市場)の近くのパン屋さんで、毎日朝6時と昼1時くらいに焼きあがります。
カンボジアはフランスの植民地だったため、大体どの州でも焼きたてのフランスパンが食べられるようです。

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店構えはこんな感じ。
売ってるパンは「フランスパン」のみ!です。

小さいサイズは1000リエル(0,25ドル)、大きいサイズは2000リエル(0,5ドル)です。



パンを買えるのはここだけではありません。
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「のんぱーーーーーん、ぱーーーーーーーーーん!!!!」

と言って頭に載せて毎朝練り歩いてくれています。
毎朝大体同じ時間なので、あ、パンの時間だ、そろそろ家を出なくちゃという目安になっています。


焼きたてのフランスパンは、もちもちしていて、何もつけなくても本当に美味しいです。

カンボジアに来たらぜひお試しあれ。



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体育の実技研修

こんにちは。


昨日は、スウェーデンにいる大事な友達と夜な夜な3時間話しました。
私の終わりのない迷いを語ってしまいましたが、話しているうちに忘れていたことに気付けたようなそんな感じ。
ありがとう。
スウェーデンは、もう気温が10℃をきってコートを羽織っているとのこと。
う、羨ましい。

寒いって何だっけ。





今日は、先日参加したNPO法人Heart Of Gold(通称HG) http://www.hofg.org/jp/ 主催の体育の実技研修のはなし。

私の要請内容に体育も含められているので、何か研修や会議がある度にスタッフの方と情報交換させて頂いています。

今回は私の任地であるプレイベンの中心部にあるロン・ドムライ小学校での研修とのことだったので、三日間、迷いなく参加。
現時点での活動の流れとしては、州ごとに定めたモデル校2校の教員に体育研修を実施して、その後授業をモニタリングしていくというところ。
HGが研修を行っている経緯はこちら。↓
http://www.hofg.org/jp/activity/pectm2009.shtml


まず、モデル校の2校の先生達約50名が教室に入り研修の概要説明を聞きます。
それぞれの校長先生も来ていて、若い女性の先生も多くて、なかなか活気があります。
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研修の流れとしては、事前に別の州で実施された研修に参加したモデル校の先生たち、養成校の先生、ナショナルトレーナーが先生達を対象に授業して、評価していくというもの。

評価のポイントは、
・授業する教師の服装、声の大きさ、子ども役の教師たちの理解度の確認ができているか
・タイムマネージメント(40分間の授業を整列/タスクゲーム/メインゲーム/レビュー/クールダウンの5つの流れに沿って行う)

これを見ると、え!そこなのか!? と思う方も多いと思いますが、体育の授業を普及しはじめている現状ではふさわしいステップとのこと。


三日間色々な授業を見ましたが、一部をご紹介。

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↑平均台

なんと本物の平均台を使わずに地面に書いた線を平均台に見立てています。
なんでも、本物の平均台は高すぎて使えなかったとのこと…
出合いじゃんけんゲームをしていましたが、先生たち異様に盛り上がっていました。


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↑バレーボール

バレーボールでも、足りない分はサッカーのボールを使ったりしています。


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↑カンボジア名物?の「クメール体操」


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↑ボールゲーム


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↑サッカー


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↑バスケットボール


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↑体力テスト


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↑クールダウン



モデル校の先生方は、どの授業も初めて行ったものばかりだったそう。
かくいう私も体育の授業は1年しかやったことがないし、申し訳ないくらい苦手だったのですが、タイムマネージメントや道具・場所の使い方、ゲーム説明のタイミング、ルールの徹底には改善点が幾つかあるな、と感じました。


評議の時には、私が気がついたことも少しだけ伝えてもらいましたが、やっぱり一番はタイムマネージメントの話題でした。
何しろ一日目は40分授業することなく早めに切り上げてしまう先生続出だったので。

でも2日目、3日目と続いていくとみるみる良くなっていって、周りの先生も今まで本で見ただけの授業を内容を体の動きを通して理解している様子が伝わってきました。

そして何より、とーにかくめちゃくちゃ楽しそう。
子どもさながらのはしゃぎっぷりで、ゲームで負けて悔しい女性の先生がベテランの男性の先生の肩をバシっ!って思いきり叩いてたり、校長先生が勝敗の点数つけながら爆笑してたり、おばちゃん先生がボール追いかけすぎて転んでたり。
こんなに楽しめるなんて、カンボジア人は天才なんじゃないかと思うくらいの盛り上がりでした。
それを集まってきた子ども達が羨ましげに見つめていました。


私が気がついたこと以外にも山ほど改善点があったようですが、HGの方とは、実際に教師がこれだけ楽しんでいるのだから、少なくともこの2校では普段の授業で体育を取り入れていくことが現実にできそうだという話になりました。
実際、研修では主催者側が日当を支払うのが当たり前のカンボジアで、日当なしの3日間の研修に-10名の40名が最後まで参加したことは大きい。



今は日本のNPO主導で日本で良しとされている体育を広めていますが、いずれはカンボジアの人の手で必要感のある体育を選んで、それが広がって、子どもが楽しんで授業に参加できるのが理想だな、と感じます。

日本も1947年(昭和 22 年)の太平洋戦争終戦後にアメリカの占領政策の一つとして学校体育指導要綱が
定めらて体育科という教科が位置づけられたようです。
一つの科目が国全体に浸透するまでは、物凄い時間がかかるんだろうな。



この研修で知り合えた小学校の先生達のところには、これからも足を運んでいきたいと思います。
私の活動のヒントが沢山散りばめられていた研修でした。



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↑研修の様子を興味津々で見ていた子ども達と◎


②
↑そして、研修中何度もちら見してしまうくらいの愛らしさをほこっていた可愛こちゃん。


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オークン!






空谷の跫音

【空谷の跫音】
寂しい日々を送っているところへ思いもかけなかったなつかしい人が訪ねてきたり、うれしい便りが届いたりする喜びをいうことば。


なんて、綺麗な響きのことわざ。



最近、大事な友達が結婚式をあげたり、婚姻届を出したり、プロポーズを成功させたり、と 嬉しい知らせが届きます。

遠くの場所で起こっていることだけれど、自分の記憶だけでもその友達に対する喜びが湧いてきて、私までいい気分です。
みんな、本当におめでとう。


そして、JICA山梨デスクの市川さんからも。
こんな嬉しい写真が。

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ちなみに山梨は可愛い方言ランキング47位です。

ぶどうが食べ頃だと聞いて、山梨に想いを馳せています。
それに、すっかり秋の空気に包まれている 八ヶ岳や南アルプスや富士山が見たい。





決して寂しいばかりの日々ではありませんが、思いの外ホームシックになる自分に少し驚いています。


でも、今日は新しい出会いも。
よく食べる屋台で朝、豚ご飯を食べていたら、アメリカのPeace Corpsのボランティアのおじ様に会うことができました。
Peace Corps(ピースコ)はアメリカのボランティアで、実は青年海外協力隊のモデルでもあります。
ピースコの年齢制限は80歳までと幅が広くて、協力隊のボランティアよりも僻地で活動することが多いと聞きます。
どうやらこのおじ様は、カンボジアに来たばかりのようだったので、これから2年間ご近所付き合いできるのが楽しみです。
クメール語の勉強は必須だけれど、やっぱり英語って流れるように聞こえてくる。英語も話したい…
なので、英語の勉強も再開します。

韓国のボランティアKOICAの方も近くにいるようなので、近いうちに出合いたいと思います。



今日は独り言のような文章でした。






今日から三日間日本のNPOの体育実技研修に参加しているので、また報告します。




プチュンバン

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またすっかり更新が滞っていました。

カンボジアに来てから、更に一つ一つの行動がスローになってしまっている気がして、自分に対して一抹の懸念を抱いています。

日本はすっかり秋の匂いがしてきたようですね。

ところで、カンボジアは今
「お盆」です。
日本からしたら、「おや、今頃」状態ですが、カンボジアでは今が「プチュンボン」というお盆の時期なのです。

「プチュンボン」は15日間あって、この間に先祖が食べ物をとりに7つの寺を訪れるとされています。もしお供え物がないとわかると、祖先が災いをもたらすといわれているそうです。

ちなみに15日の期間の最後10月の3,4,5日はカンボジア全土で、連休が設けられています。


プレイヴェンにも幾つかお寺があるのですが、連日、音楽と経の声が拡声器から流れて聞こえ、沢山の人がお寺に出入りしています。
午後お寺にふらっと寄ってお坊さんにプチュンバンのことを質問したら、「明日昼前においでよ。」とラフに誘って頂いたので、私も早速次の日お邪魔させて頂きました。


服装は上は白のシャツ、下はサンポットで。
お寺に行く方々はみな食べ物を持参しているようだったので、私も市場でオレンジを1㎏(2ドルくらい)購入して持って行きました。(ちなみに果物が豊富なカンボジアでもオレンジはちょっと高級でお見舞いや遊びに行く時などに持ってくことが多いようです。)


お寺の中に入ると、月曜日にも関わらず老若男女50人ほどの人がいました。
ひっきりなしに経が唱えられているのだけど、それが歌のようでどちらかというと心地よい。多分ずっと「ファ」の音で唱えていて、時々他の音が混ざってそれもまた不思議な良い響きでした。そして、皆熱心に手を合わせていました。

オレンジを持って乗り込んだはいいものの、正しい所作が分からなかったので、とりあえず周りの動きを真似していたら、おばさん達が色々親切に面倒をみてくれました。笑


お寺ではまず僧にお供えをして(私の場合はオレンジ)、そのあと、仏様にお花とお線香をあげて、それから、亡くなった人たちにご飯をあげるという流れ。
器がいくつも用意されていて、その全てにご飯を入れていきます。
そのご飯はそのお寺の僧たちのお昼御飯となります。
そして、その僧の体を通して、亡くなった人たちが食すると考えられているようです。

お坊さん達が一通り食べ終わると、待っていた人が動き出して、みんなでお皿を運び、それを囲んで、食事が始まります。お坊さん達はいつのまにか全員立ち去ってしまいます。

ご飯を食べていたら、市場でよく会うおばさんや養成校の先生にも会いました。


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経を唱えている時間は1時間ほどあるので、若者にしてみたら「割とめんどくさい」と思うこともあるようでしたが、それでも家族揃ってお寺に行ってる姿をよく見るので、カンボジアの人の熱心な部分を感じる日々です。

日本のお盆とカンボジアのお盆、違うところだらけで新鮮だけど、先祖の幸せと今の家族の幸せを願っているという一番核の部分は同じで、割となじみやすい行事だなぁ。


ご飯も美味しかったです。




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↑久しぶりに養成校の学生に会いました。お寺に来た人の自転車やバイクの整理をしたり料理を運んだりと、熱心に手伝っていました。えらいじゃないか。




9月も残りわずか。

先日帰国する先輩隊員の報告会に参加して、2年間という期間の長さと短さを感じてきました。
良いプレゼンだったなぁ。

それから、原田さとみさんというフェアトレードを推進してブランドを立ち上げた方とお食事会で話す機会もありました。JICAの前カンボジア所長にもお会いできました。


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いつもインプットばかりで結局整理できなくなってしまうので、徐々にアウトプットにもっていかなくては。















踊り×農業

プノンペンに着きました。今月二回目。


今回はプレイベンを朝5:30に出発する車だったので、家を出ると道が薄暗くて、犬がたくさん吠えてきて、もう早い便で行くのは止めようと思いました。

でもクーラー付きの快適な車で、寄り道もなかったので、前回3時間半かかったところを2時間で来れるという速さ。
得した気分です。




さて、今日は「踊り×農業」。

ある日、プサー(市場)で買い物をしていたら、何やら楽器の音が聴こえてくる。
音のする方に向かっていくと、ある建物の中で楽器を演奏したり、踊っている人がいる。

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↑TAKHEという楽器。
左手でフレットみたいなところを抑えて右手で爪弾く。

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↑名前忘れてしまった。
見た通り、木琴の奏法と一緒。あぐらをかいて演奏すること以外は。

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↑「ドレミファソラシド」とクメール語で書いてありますが、どっちの楽器も平均律のドレミとは音が全然違う!
もともと違うのか狂ってきているのか分からない。
しかも黒鍵がない。
なんで、なんで。
これについては、またゆっくり解明していきます。




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楽器にも勿論興味はあるけれど、踊り手達の生き生きとした動きに圧倒される。
みんなとても若い。
そして、シンプルなように見える踊りだけど、足や手の動きが柔らかくて細かい。

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しかも、よく見ると踊りの中で、米の苗を植えるような仕草や肥料をまくような仕草や穂を刈り取る仕草をしている!まさに米が出来上がるまでの過程を踊りにしたものでした。
本当に面白い。
農作業の動きをこんな素敵な踊りにしてしまうなんて。
そういえば、日本のソーラン節も似たようなところありますね。

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ところどころで、踊りの師匠が声をかけてアドバイスしていましたが、本当にみんな楽しそう。
特に女の子達の笑顔が可愛すぎて、女の子の写真をたくさん撮ってしまいました。笑

踊りの中で、男性と女性で持つアイテムが違っていたりして、実際の農作業の時と同様に、役割を棲み分けている感じがしました。


と、言葉で幾ら伝えても伝えきれないので、この動画でどうぞ!


動画:カンボジアの踊り

見れば見るほど農業のいろんな動きが自然に表現されていることに気がつきます。
この土地の人じゃないとわからないけれど、自然に身に付いている動きを文化として繋いでいくのは、なかなか興味深い。


私も真似して円の中に入って踊ってみましたが、微妙に腰を落としたり、指先の動きの注意を払ったりしていると、体が痛くなって、諦めました。
みんな踊りの練習の後は柔軟をやっていました。日々の積み重ね。


どうやら10月に別の州で開かれる踊りのコンテストに出るそうです。
まだ練習は続くようなので、また見に行きたいと思っています。






追伸:
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最近自宅の蚊が気になっていたので、大家さんに相談したら翌日すぐに留め金をつけてくれて、無事に蚊帳を設置することができました。
蚊帳の中で寝るなんともいえない安心感。
クーラーや扇風機もちょうどよく伝わってきて良いらしいですよ。
安眠、大事。


おやすみなさい。






コンサルテーション・ミーティング

お久しぶりです。

最近移動が多くて更新が滞っていました。



プノンペンで会議に出たり、シェムリアップで遺跡を見に行ったりしていました。

久しぶりに任地に帰ってきたら、揚げバナナ屋の奥さんが「どおりで最近見かけないと思ったわ」と言ってくれました。ちょっと嬉しい。



さて、プノンペンでは、認定NPO法人のHearts of Gold主催のミーティングに出席していました。このHearts of Goldは有森裕子さんが代表理事で「アンコールワット国際ハーフマラソン」も手掛けています。そして時折JICAと協力しながら、カンボジアの教育現場に体育を根付かせようというプロジェクトが長期に渡って組まれています。



今回は、カンボジア全土から約50名の教育局の方、養成校の校長先生が集まっていました。
ミーティングといっても、基本的に日本の大学教授の方が指導法や体育のあり方について話し、ところどころワークショップを挟んで理解を深めていくという形のものでした。
今回いらしたのは、筑波大学の岡田教授です。そして、カンボジア人の通訳さんがまた見事でした。

3日間に渡るミーティングでは、体育の授業の重要性や授業内容を再確認するために「体育教育の価値や成果」「学習指導要領」についての話がありました。
その合間合間で、3年生のボールの授業の一時間目の指導案を州ごとに話し合って発表したり、カンボジアの教育現場での課題を出して、それに対する改善点を見つけていくという作業などがもありました。

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カンボジアの方に申し訳ないくらい体育が苦手な私なので、体育教育の意義や原点を見つめるにはとても良い機会になりました。

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最初は静まり返った会場で、いつもの明るいカンボジアの雰囲気はどこへという感じでしたが、徐々に本来の気質が出始め、州ごとに意見を発表する時には、ところどころ笑いをとったり、白熱した意見交換になったりと、盛り上がっていました。
うちの学校の体育の先生も参加したのですが、発表の時に「指導要領に縛られ過ぎないで、年齢や場所を考慮して柔軟に考えていくことも必要だ」というようなことを言っていたらしく、周りの先生から一目置かれていました。学習指導要領が定着し始めてきてまだ時間も経っていないカンボジアなので、その本の通りにやろうと必死で、でも出来なくて諦めてしまう、面倒になってしまうという人も多いそう。そんな中なので、うちの先生の意見は、結構斬新だったようです。




カンボジアの教育現場は、物や教員が不足しているというネガティブな理由が授業に歯止めをかける理由として挙げられ、どこか諦めている雰囲気があると思っていました。
でもミーティングの後、先輩隊員が、「今回意欲的に変えたいと思っているカンボジアの方が多いということに気付けたし、ここからやる気のある先生がうまく認められるシステムを作っていくのが大事だね」と言っていてなるほどと。
日本では教員はある程度給料が安定しているし(勤務時間が長いのは置いておいて)、人間必ずしも全員が「お金がもらえなくても教育を変えたい!」というピュアな気持ちで動くことはできない。
体育教育の重要性をトップの人がまず理解して、そういう人材が増えるようにシステムと一緒に変えていくと、やる気と恩恵がバランス良くなっていくのかもしれないですね。


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明日はまたプノンペンに行ってきます。
今度は隊員のためのクメール語の研修です。
選挙の公式結果が出て、未だ救国党(野党)が結果を認めない姿勢を崩していないので、三日間の泊まり込みデモがあるようです。気をつけねば。




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