Cham-Cham

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カテゴリー "自然・動物" の記事

再会と動物園

一年生の教育実習が始まり一週間が経ちました。
私の授業の持ち時間も減ったので、時々小学校や中学校巡回に行っています。
そんななか、実習にも関わらずクラブに通い続ける一年生に感動しています。特にピアノクラブのメンバーの成長がめまぐるしいです。

今日は14時から授業でしたが、180人いるはずの2年生のうち3人しか居ず。
みんな今日から始まる山の方のお祭りに行ったとのこと。

そして今は本当に久しぶりに大雨です。
この雨は本当に嬉しい。いよいよ雨季の始まりです。
薄暗くて涼しい中家に居れるのは至福の時。カンボジアにずっといると、「真っ青な晴天」に飽きてくるので。





さて、半月ほど前のことになりますが、カンボジアに来てすぐにお世話になったホームステイ先の家族に会いにタケオ州に行ってまいりました。

一年半以上ぶりだったにも関わらず、相変わらず優しく迎えてくれた家族と風景にほっと安心する滞在でした。本当にゆっくりとした村なので、久しぶりの桶からの水浴びも違和感なく。
おじいちゃんも以前と変わらない様子で、牛に餌をやり、市場に出かけ、昼寝をして、ラジオを聴いて、という生活をしていました。
生まれたばかりだったはずの女の子の赤ちゃんも近所のお姉さん達に鍛えられて、すっかりわんぱくになっていました。


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その後、プノンペンにほど近い所にある「自然動物園」へ。

ここは、厳密に言うと動物保護区で、ライオン、ヒョウ、ゾウ、クマ、サル、フクロウ、カワウソなどがいます。カンボジアでお目にかかれるのが意外!と思う位のバリエーションです。
この日は特に暑くて、持っていたペットボトルの水がお湯になるほどでしたが、やはり動物もぐったりで、
「少しも動きたくないぜ」
という動物の声が聴こえるようでした。


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入場料は外国人5ドル。カンボジア人3000リエル(約0.75ドル)。
機会がありましたら是非。
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丘のぼり

先日、プレイベン唯一の山(丘)周辺の町で年に一度のお祭りがあるとのことで、10人くらいの学生と一緒に行ってきました。


去年雨季まっただ中の時期に蝶を見に行ったことがあったので、山と呼ばれているそこは私にとって「丘」という認識でした。


さすがにお祭りだけあって、麓には屋台や沢山のバイク、人人…

どうやら丘のてっぺんまでいくとご利益があるそうで、
「ネアックルー、上まで行くけど大丈夫だよね?」
と言われて、
「勿論、一度行ったことあるし全然平気。」
と答えましたが、


あれ、歩いていくと前回とルートが違う…


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岩がごつごつ、草で生い茂る丘を登って降りて登って降りて。
どうやら私の認識は甘く本来の広さを知らなかったようです。
しかも人が多いのですれ違うのも大変。
結構岩があったのですが、さすがカンボジア人。サンダルを履いてる人がほとんど。むしろ裸足の方も結構いました。

私も学生も汗ダラダラで、息をぜーぜー言わせながら計3時間ほど割と本格的な山登りのよう。
軽く丘に登ってお祭りで楽しむ予定だったのに、なんでこんなことに。と、途中で目的がよくわからなくなってきましたが、途中であるクラスの委員長の学生がみんなの分のミネラルウォーターを配ってくれたり(重いのに!素晴らしい。)、いろんな場所で記念写真を撮ったり、大きな岩の上で休んだり、なかなか良い時間。

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この場所が一番高いところ。
思い思いの場所で自由に休憩する人々。



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平気で木の枝に登っちゃう学生たち。
見てるこっちが怖い。



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雨季に入ったといえども、水は少なくまだ景色は乾季。
一番高い所はとても綺麗な眺めでした。
ただ、そこらじゅうにゴミが散らかっているのは残念でしたが。



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家に帰ったらもうぐったりしていましたが、学生たちの優しさと気遣いに感謝。
もうすぐ卒業してしまう20歳のぴちぴちとした学生たちと過ごした一日!
オークン!



近頃の風景

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市場にて。
大量に積まれるスイカ。

この時期のスイカは甘くてなかなか美味しい。



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牛が私の家の前を散歩してた。



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雨上がり、カンボジアに来て初めて見た虹。



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粋な犬がいました。




この間家のドアの前で蛍みたいな光る虫も見つけたし、
まだまだ毎日新しい発見に溢れてるプレイベンです。



カンボジアの蝶

養成校は試験の会場整備のため、新学期早々授業がない。

と、いうわけで、日本の理科教育のNGOの先生にプレイベン唯一の山(バー・プノン)へ連れて行って頂きました。
先生は隣の中学校教員養成校で生物の教育アドバイザーをしているベテランの方です。
時間があれば、「バー・プノン」に赴き、蝶を採集し観察しているとのこと。

ちなみに「バー・プノン」とは、聖なる山で、古老によれば、かつては囚人たちを「生け贄」にしたという伝説もあるが、次第に牛や豚などを捧げるようになったそうです。
観光局は、石造りの建物や山の神を祭った場所、周辺道路や山へ登る階段などを整備しました。
1999年以降は、新しい寺院などが建てられ、観光と信仰の山として多くの人が訪れているようです。


さて、朝7時、先生の通訳さんと3人でトゥクトゥクに乗りこみ、片道1時間の道なりを進みます。


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↑途中で道が低い場所があり、こんなことになっていましたが、さすがカンボジア人、誰も動じず黙々と渡っていました。



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↑到着すると、早速蝶の採集を始める通訳さん。


私は初めてのバー・プノンだったので、観察がてらお寺を案内してもらいました。

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↑この長い階段を上ると…


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↑こんな立派なお寺があって、もう少し上ると…


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この景色。



山というか丘レベルですが、プレイベンで一番高い場所だけあって、想像以上にに美しい眺め。


一面水田なので、なんだか大昔の土地をみているよう。


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遠くから微かに動物の鳴き声が聞こえて、それに呼応するように、別の場所からまた鳴き声がして、何もさえぎるものがなく静かな場所でしかあり得ないサウンドスケープが存在していました。


何もないのが取り柄のプレイベン!やるじゃん!




さて、目的の蝶です。

私は蝶に関する知識が皆無なので、先生に一つ一つ名前を教えてもらいながら、蝶を眺めました。
なんでもこの日は特に多くの種類がいたようで、とてもラッキーだったみたい。

見た蝶は、
・アサギシロチョウ
・ゴールデンバードウィング
・セイラ―
・コモンモーモン
などです。



中でもゴールデンバードウィングは沢山見かけることができて、私も写真に収めることができました。

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熱帯の蝶の王様といわれているそうです。
確かに大振りで格好良かった。


アサギシロチョウは小さくて、色が淡くて綺麗だったなぁ。


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名前は分からないけれど、花も生き生きしています。形が魅力的。


通訳さんのところへ戻ると、蝶の他に沢山の立派な幼虫を捕まえていました。

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色鮮やか。



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↑採集した蝶はこうやって、一時保存し、標本にするそうです。
標本、私も今度是非見せてもらいたいと思っています。


蝶の採集に同行するなんて初めての経験でしたが、自然の中の小さい力強さを感じられて、気持ちの良い日になりました。

感謝です。


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最近の川を見て思ったこと。

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川と空の表情に魅せられる今日この頃。



養成校では、試験が始まりました。

教室内で自然に繰り広げられる「カンニングの嵐」

適応力が高いと思っていた私も驚きを隠せない状況でした。先生達も一応注意はするけど、容認。
国家レベルの試験でも、カンニングや賄賂が当たり前とされているカンボジア。なかなか心配です。

日本でカンニングなんてしたら、まず先生にこっぴどく叱られ、親に連絡がいき、気まずい思いしかしないのになぁと思いながらカンボジアの試験を眺めています。

今まで当たり前だと思っていた日本の教育の良さに気づく、そして逆に日本を離れてやっぱり感じる違和感もある。


いきなりですが、最近友達が見つけていて私も気になった記事。福島出身のミュージシャン大友良英さんと福井県敦賀市の高速増殖炉もんじゅの「非公式」ゆるキャラ、もんじゅくんとの対話から。

http://blogos.com/article/67902/?axis=&p=5


大友:あと、もうひとつ。これは『あまちゃん』をつくっていて俺が感じたことだけど、「世の中みんな、成長すればいいと思っている」ことに対する疑問にも、宮藤さんはちゃんと答えを出しているんだろうなって。
 もっといっちゃえばさ、放っておいても子どもは成長するわけ。なんでもかんでも「成長しなきゃけない」とか「自分のやりたいことを見つけなきゃいけない」っていう現代だけど、「あのさぁ、自分なんか探さなくても、ここにいるじゃん」って。


あくまで抜粋なので、ここだけの文章で解釈してほしくはないですが、今まで思ってたことがストンと言葉にされたそんな気がします。3年しか教育現場にいなかった私が言えることではないですが、教育に対して窮屈なイメージを持っているとしたら、成長至上主義みたいな概念が大きいのではないか。
「~できるようになりました。」「~が分かるようになりました。」に子どもの言葉に落ち着かせるのは、良いことばかりじゃない。そもそも、そうすることを使命のように感じていた自分がいて、でもそれには納得がいかなくて。というように、もやもやと、自分で自分の首をしめるような思考のまま働いていた。子どもに対して形式的に関わってしまっていたこともあるなぁと自分を振り返っています。
子どもが「できた!」「わかった!」という気持ちを純粋に出す環境というのが、私にとっては、まだなかなか敷居が高い。でも、それはきっと「面白い」ということの先に必ず潜んでいるような気がします。
経験値も勿論あるけれど、そういうことを直感を使って、魅力的にどんどんやってのけちゃう方は本当にすごいなぁと思います。



私が考える限りでの私の解釈による教育と、日本とカンボジアの教育の相違点について、最近よく隣のおうちの女の子と川を眺めながら話します。

彼女は私より一個下で、教員養成校を卒業した後、平日は高校で働きつつ、週末は大学の先生になるための勉強のため大学に通っています。そして、日本語にも興味があるので、お互い言語を教え合っています。とっても頑張り屋さんです。

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カンボジアから見ると日本の経済・政治・教育あらゆる面において、優れていると感じるようですが、それはある点で正しくある点で間違っていると思います。

カンボジアでの活動で、変えるべき部分と変えなくて良い部分との見極めに沢山悩むはず。「一見」豊かな先進国と同じ方法でうまくいくことばかりでもないし、でも支援されている国が選択肢を知らないまま「選ぶ」ということも困難。
でも、私が活動するフィールドは国レベルの大きなものでもないし、身近な人がまず「面白い」と感じるものを提案したり、一緒に考えたりしていきたいです。

そんな感じでぐちゃぐちゃと揉まれ始めたところで、日本より遅い夏休みに突入しそうです。



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