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カテゴリー "音楽" の記事

広がれ音楽

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川沿いのお気に入りの木。
なんてアーティスティックなんだろう。



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紅葉かと思うような鮮やかな葉をつけた木。
名前が分からなくてすみません…


私のカンボジアでの任期も残り一ヶ月を切りました。
今日も夕方からずっと雨が降って、とても心地よい夜です。汗をかかなくて済む幸せ。


プレイベンの町は舗装道路が瞬く間に増え、こんな像も増えています。

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ひひーーーん。
夜、シルエットだけ浮かびあがる時間になると、ちょっと怖いです。

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近頃の2年生の音楽は「リコーダー」

前任者の方が基礎を音楽の先生に教えてくださっていたのと、先日スヴァイリエンの小学校教員養成校へ授業見学に行って刺激を受けたことで、負けん気を持って張り切って教えているネアックルーです。笑

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この日は午前午後合わせて4クラス音楽の授業だったのですが、私が色々口を出してしまったのは一時間目位で、その後は要領をつかんだネアックルーがビシバシと指導しておりました。
正直期待していなかったのですが、ほんの一時間だけで、ソとラとシの音をほぼ全員が綺麗な音で吹けていました。ネアックルーも予想外の出来に、嬉しそう。
なんだかんだで、大人は要領をつかむのが上手いのか。言葉と行動が繋がりやすいのか。

2年生は卒業まで残り2ヶ月ほどなので、もうあまり時間はないですが、短い曲を吹いて「リコーダー」という楽器を楽しむ経験、位は全員に味わってほしいなぁと思います。



さて、今日は空き時間を使って1年生の教育実習の現場を見に、小学校巡回に行ってきました。

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最近の雨で校庭の半分ほどが水浸しになっていました。

今日はピアノクラブのメンバーが6年生に音楽を教えるとのこと。


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前持って準備していた歌詞と楽譜のプリントを配っています。
こんな場面、初めて見ます。


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養成校の授業で教えたことのある「ゆかいな牧場」と「蛍の光」(共にクメール語)を教えていました。
楽器なしだと不安定な子ども達の声が、鍵盤ハーモニカが入った途端、ばっちり合ってきます。やっぱり子どもは凄い。
そして、ピアノクラブのメンバーが弾く鍵盤ハーモニカもお上手。
細かいリズムなど、まだ間違っている部分もありましたが、学生みんなで一生懸命歌を教えている姿が嬉しかったです。

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そして、これまた、養成校の授業で教えている「動きをつけた歌」を実践してくれていました。
動物のマネをして自然ににやける子どもが可愛いです。



最後の時間は、学生の吹く鍵盤ハーモニカをBGMにして、椅子取りゲームをしていました。

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養成校で学んだことを早速実習で生かしてくれていることと、学生の先生らしい立ち振る舞いを見れたのは本当に嬉しい。
それと同時に、ここまで学んだことをやる力があるのなら、もう少しみっちり模擬授業を養成校で設定したり資料を工夫したりすれば良かったなという思いや、いや、でも実際に実践できるのは環境やスキルを鑑みても500人中何人いるんだろう、という途方にくれる思いもふつふつと。

本当に2年間は短い。
スッキリした思いで帰国というのは、私にとってレベルが高いようです。
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音楽いろいろ

4月ですね。カンボジアは連日体感温度40度以上の「一年で一番暑い時期」を迎えています。
日本から持ってきたアイスノンは強い味方です。

学校の方は、今日一年生の学期末試験が終わり、クメール正月を迎えるためにほとんどの学生が実家のあるそれぞれの村に帰ってきました。ちなみに二年生は先月末実習を終え、一日だけ集まりすぐさま帰省していました。
おい、時間数足りないよ!

という訳でしばらく学校が休みになりますが、ここのところ更新できていなかった学校の様子を。


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今年の一年生はやる気のある学生が特に多く、昼休みと夕方のクラブが盛り上がっておりました。
(母数が多いのと、私のアプローチのかけ方も変えたからかもしれないですが)


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まず、「鍵盤ハーモニカクラブ」。

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3ヶ月以上前から朝の国旗掲揚で鍵盤ハーモニカを導入していますが、私がいなくてもすっかり問題なく演奏できます。
今回はなんと家や近所に電子キーボードがあってもともと鍵盤に慣れてる学生もいたので、彼らに感化されて上達する学生もいました。写真に写っている彼らなのですが、とにかく耳が良いので、当日「今日はkeyDでやりたいんだけども、、、」と持ちかけても「オッケー!」と言って切り替えて弾けるスーパー凄い学生です。本当に頼もしい。




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次に「リコーダークラブ」。
普段の授業では、クメール語の歌と楽譜と時々鍵盤を重視していたので、私が赴任してからは実は一度も登場していなかったリコーダーです。学生が私が授業中ちょっぴり演奏したのを見て「笛もやりたい!」とリクエストしてくれました。
タンギングも指遣いもそこまで苦労せず習得し、今ではかなり綺麗な音で吹いています。最近は「ジングルベル」が流行り。






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そして「ピアノクラブ」。
昼休みの時間は他のクラブで月から土まで全部埋まってしまったので、放課後やっています。
これも、音楽の時間に両手で弾いている私を見て「左手でも弾きたいんだ!」というリクエストがあり始めました。
簡単なコードをいくつか教えて、今まで鍵盤ハーモニカやリコーダーでやってきた曲を中心に両手弾きに挑戦させています。みんなとても一生懸命です。
5年以上放置されていたピアノもきっと喜んでいる。

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↑音楽の先生と一緒に買いに行った布もすっかりカバーに生まれ変わりました◎



私が教えられる数少ないことに、学生が継続的に食いついてきて、上達を感じられるというのは本当に嬉しいこと。
今では、警備中係で暇そうにしている学生や、教員が来なくて授業がなく(おい!)暇になってしまった学生が楽器の練習をしている音が時折聞こえてきます。
本当に学生達が可愛くて仕方がありません。去年はこんなにうまくいかなかったので、喜びも一入です。
私がいなくなってからクラブを続行できないのが非常に悲しいですが、校長や音楽の先生に協力を仰いで、音楽室を学生に開放する時間をつくったり、今いる学生から後輩に伝えるシステムをつくったりしたいと思っています。






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通常の音楽の授業の方では、より小学校を意識した授業をということで、歌に振りをつけて歌うことが増えてきました♪


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こっちのクラスでも♪

振りがあるとリズムや音を体感することができるので、曲の覚えも早いし、何より子どもが飽きません。20歳前後の学生達もかなり本気で楽しんでおります。


それから、「スピーカー」を使い始めました。これは、音楽のネアックルーがまだ完全に覚えきれていない曲も教えやすくするため。音楽クラブの学生に協力してもらって歌を録音したものをUSBに入れ、そのUSBをスピーカーに差して使っています。
これは音楽のネアックルーもとても喜んでくれました。




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また、楽譜をかくことにも力を入れています。これは、学生が拡大譜を見て写した美しい楽譜です。
実は私はカンボジアで五線譜を教えることに最初当初かなり消極的でした。
でも、二年近く過ごしてみて、日本とは違う状況だからこそ楽譜があると便利だという考えに落ち着きました。

農村部の小学校では、うちの学校のようにスピーカーを買うことは非常に難しく、音楽の時間に曲を教える場合は、

①記憶から呼び起こして歌って聞かせる
②鍵盤ハーモニカや電子ピアノがあれば弾いて聞かせる【極稀】
③間違ったメロディー、・リズムで教える
④教えない
のどれかです。

当初私は①の部分に期待をしていて、楽譜に積極的になれませんでした。日本にもカンボジアにもあるような口承スタイルと同様に、養成校で沢山歌えば覚えていられるだろうし、五線譜が逆にカンボジアの歌の節回しを邪魔することになるのでは、という理由からです。
でも、よくよく考えてみると口承スタイルで音楽を習得していく人間というのはわずかな数で、日本人でも大半の人は何かしらの機材に頼っているなと気付きました。実際、カンボジアも同じで、音楽を記憶しておける学生はほんのわずかで、教員になった頃うっすら覚えてはいるが、自信をもって子どもの前で歌えるかと言ったらそうではないということが、農村部の学校調査に行った時に分かりました。
結局、教員になった時にすぐに頼れるもの、それは楽譜。
養成校の授業でしっかり歌と楽譜をリンクさせて教えておけば、実際農村に行った時、楽譜の音符の並び方を見て歌った歌を思い出せる。学生は音の高低を手で表現して歌うことにも慣れているので、楽譜を見て音符の高低感をメロディーにして表現するのは難しいことではないはず。おそらく移動ドで音がずれたりするかもしれませんが、それは許容範囲だと思います。また、大半の学生はスマートフォンで音を記録しているので、それもかなり有効な手段になっていくと思います。
改めて、楽譜は記憶させておくものとして本当に便利な道具だとつくづく感じました。

また、カンボジアの独特な節回しも楽譜の書き方、階名唱を教えたところでしっかり残っていたので(それはそれで奇妙な話ですが笑)、懸念していた心配要素もなさそうです。


音楽のネアックルーにもこういった農村部の状況を報告して、今の授業の方向性を一緒に話し合って固めてきました。
ネアックルー自身も以前よりも更に自分のやり方に確信とはっきりした目的をもって臨めているように見えます。

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↑ちなみにこれは楽譜の横に板書しているところですが、ノートが完全90°!クメール文字の性質上なのか、大半のカンボジア人がノートや紙をこれでもかという位斜めにして書きますが、この90°にはさすがに驚きました。





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少しずつネアックルーと一緒に改善してきた音楽の授業ですが、「年間指導計画がはっきりしていない」という大きな課題が残っています。なので、先日私の家にネアックルーを招待し日本料理をご馳走した後、二人でせっせといろんな資料を見ながら頑張って作りました。このクメール正月休み中に私がパソコンに打ち込んで完成予定です。
こういう作業もネアックルーが必要性を感じて、一緒にできるということが本当に嬉しいです。

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↑やりきった後、私のハンモックで完全リラックスするネアックルー。


どうしようもできないなと思ったことでも、一年二年経てば少しは前進できるというとなんだかありきたりな変化なのですが、実際にその渦中に居れることが非常に有難いなと思う昨今です。

international friendship orchestra concert

カンボジアは今日も抜けるような青空で、扇風機にあたりながらブログを書いています。
大家さんのマンゴーの木には、去年より早くマンゴーがたわわになっております。
熟す前にサラダにして食べるのも美味しいけれど、私はやっぱり熟した甘いマンゴーをデザートとして食べるのが好き。


三日前にプノンペンのChaktomuk conference hallで、international friendship orchestra concertがありました。
このコンサートはThe Association of Angkor National Youth Orchestra (ANYO) というカンボジアのユースで結成されるメンバー、王立芸大のメンバー、日本のユースオーケストラのメンバーやOB・OGそして、総括されている先生の繋がりで世界各国から来られたメンバーで構成されたものでした。
私は、この話を聞くまで、カンボジア人のユースオーケストラが存在していることも、それを日本人の先生が支援していることも知らず、驚きでした。
今回のように一年に一回日本を含め世界各国から人が集まり、カンボジアでコンサートを行って、今年で10年経つそうです。まだ芸術に理解を示す人が少ない国でこのような活動を長いスパンで続けていらっしゃるというのは、本当に骨の折れる努力をされているのだと思います。

さて、私は友人のトランぺッターが出演すると聞いていたので、最初はお客さんとして行く予定だったのですが、色んな事情が重なりパーカッションを手伝うことになりました。
残念ながら私はパーカッション初心者ですし、楽器もビンテージというのか、まぁかなり古い芸大の楽器がきたのですが、とても貴重な体験をさせて頂きました。

前日はプノンペンの国土交通省の会議室でリハーサル。
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一時間ちょっとのプログラムですが、全員での練習はこの日だけ。
短時間で要点を押さえて指導する指揮の先生方、さすがです。

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↑コントラバスの二人のうち一人は72歳のおじいちゃん。
1068年からコントラバスをフランス人に習い始めて、ポルポト時代を乗り越え芸大の教師になりましたが、最近は全然弾いていなかったので、指が動かなくて大変、と言っていました。
ポルポト時代以前に西洋楽器を習っていた方に会えるなんてとても貴重なことなので、嬉しい出会いでもあり、演奏するところをじっと見つめてしまいました。



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さて本番です!
写真は見に来てくれた協力隊の友人が撮ってくれました。


オケのコンサートに行ったことは数えきれないほどありますが、オケのメンバーを後ろから見たのは初めて。
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リハの様子。

パーカッションは休みも多いので、一音出す時の緊張感といったら大変。
しかも、当たり前ですが、ひとつひとつの楽器が大きいので、一音の責任感の重みが…
パーカッショニストの苦労が少しだけ分かりました。
日本人で音大の打楽器科を卒業された方もいたので、その方のパーカッションに対するオールマイティーな技術に脱帽しながら、本番の独特な雰囲気に感化されてかなり楽しい時間を過ごしました。

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↑amazing grace
トランペットソロが情熱的で素敵でした。


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↑バッハのダブルコンチェルト
カンボジア人と日本人のバイオリニスト。女の子はまだ高校生らしいのですが、堂々とソロをこなしていました!


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↑ガブリエル 
思えばオーボエのコンチェルトは初めて聴いたかも。エモーショナルで繊細なメロディーでした。


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↑let it go
カンボジア人のちびっこたちの登場に客席から歓声があがっていました。


他にも、カルメンや東エデン、アイーダのマーチ、パイレーツオブカリビアン、ウィーンはウィーン等々盛りだくさんのプログラムでした。
ノロドム前々国王が作曲した曲を日本人の先生が編曲されたla mer a kdatは世界初演だったそうですが、美しいアレンジに練習時から魅了されていました。
カンボジア国王は代々音楽好きが多いようで、前国王もよくテレビでカラオケを披露していたとか。
今回のコンサートにも王室から国王のご兄弟がいらしていたようです。

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緊張の本番でしたが、やっぱり演奏は楽しい。
そして、カンボジアに来てから、初めて生オケの音を聴いたので、チューニングの音だけでときめきました。

今回はカンボジア人の大学生で、私と同じように初めてオケにのる子がいたのですが、その子にとっても大きな一歩になったと思います。彼はシンバル担当でしたが、マーチングバンドしか経験がない中でよくやりきったなと思います。リハの時に難しいリズムのある2小節を「叩けないから」という理由で×にしてあったところも、直前まで一緒に練習して本番なんとか演奏しました。自分の演奏もままならないのに、シンバルのことも心配でかなりエキサイティングな本番でした。
そんな彼は「家の門限があるから!」と言って終わった瞬間帰宅しました。笑


カンボジアにもいつかフルオーケストラが結成される日が来るんだろうなぁ。
本当に興味深い二日間でした。

music caravan

朝晩の気温がだんだん下がってきて、カンボジアは一年で一番涼しい時期に突入しそうです。
といっても、日中は30度辺りをキープしていますが。


さて、ここのところ大きなイベントがありました。
約三か月前から、カンボジアの音楽隊員であるトランペット奏者の子と同じ大学の音楽科の後輩の子と三人で、MUSIC CARAVANを企画して練習して、その本番を終えました。
この企画は、それぞれの配属先で音楽を教えている隊員同士で、どんな風に音楽教育を広めていこうか、どうしたら音楽好きな人が増えていくだろうかと考えていた時に、やっぱり音楽は授業として教えるだけでなく生の音で伝えて衝撃を与えることも必要、ならば自分たちでやってしまおう、ということで始まりました。
特に曲選びでこだわったのは、カンボジア含め世界の様々なテイストの音楽や和音の美しさ、リズムの面白さを感じられる音楽を織り交ぜることでした。

会場は、プレイベン州の私の配属先、カンダール州の教育局、そして来月にはコンポンチュナムの小学校教員養成校で行います。
これは、トランペット奏者の隊員が作ってくれたイベント全体のチラシ。
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プレイベンのコンサート用にはクメール語のチラシを作りました。
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残念ながらカンボジアの新学期は一ヶ月遅れになってしまったので、プレイベン会場は養成校の学生だけではなく、地域の人にも来てもらおうと思い、教育局、芸術局、中学校教員養成校、近隣小学校、孤児院、英語塾などに宣伝しました。

ドキドキして迎えた当日のプログラムはこちら。
後輩隊員が作ってくれました。
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演奏したのは、カンボジアの国歌はじめ、日本の四季のうたメドレー、amazing grace、鍵盤ハーモニカ三重奏、ラテン語でアフリカ音楽のリズムを取り入れた曲、ボディーパーカッションなどなど。
トランペット奏者の隊員によるlet it goは本当に音がまろやかで、さすが。長い間辛抱強く続けてきた彼女にしか出せない音に脱帽でした。もっともっと聴いていたいと思う音です。
声楽研究室に所属していた隊員によるo mio babbino caro。練習の時から美しい声とメロディーにうるっときていました。見に来てくれた高校生の女の子たちも彼女の声の響きに驚いていました。
私はカンボジアの道をイメージして作った曲を披露させて頂きました。
それぞれの曲に関連する写真をスライドで映して、曲の説明を加えてから演奏しました。

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↑村祭りで祭りっぽくお面をかぶりました。



なんとKOICAのメンバーもカンボジアで人気なK-POPを演奏してくれました。
これも近所のKOICAのボランティアが有志を募ってくれたおかげ。ラタナキリやバッタンバンなどものすごく遠くの州から駆けつけてくれた方もいて、とても嬉しかった。
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そして、念願のカンボジア人との共演。
私のトローの先生の息子サイハ―は、小さい頃から音楽に親しんでいるだけあって音感もリズム感も兼ね備えています。
今回は彼にカンボジアの打楽器であるスコーを叩いてもらって、それに合わせてアフリカの曲をアカペラで歌いました。
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↑「蛍の光」を日本語、韓国語、スコットランド語、クメール語で。

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↑最後はカンボジアの曲、アラピアをみんなで。

当日は、職場の同僚、教育局のスタッフ、孤児院の女の子たち、近所の小学生、大家さんの子どもたち、通りすがりの人(笑) などが参加してくれました。知っている人が来てくれてとてもとても嬉しかったのですが、人数は思ったよりも少なくて、「楽しかったからもっと宣伝すれば良かったのに」と色んな人に言われてしまいました。自分の中では、結構宣伝したつもりだったのですが、プレイベンに住む人達の関心がそこまで音楽に向いていないことを示しているのかもしれません。
それでも、来てくれた人には、「どの曲も初めて聞く曲で楽しかった」「声がすごく迫力があった」「ボディーパーカッション驚いた」「次の時は私がもっとお客さんを連れてくる」と嬉しいコメントをもらえて、来てくれたからこそ伝えられたものはやっぱりあったかなと思いました。
そして、次回またやる時には、カンボジア人の演奏者をもっと引き立たせることができるように準備したい。
今回出演してくれたサイハーは、高校を卒業したばかりで今は電気の仕事を手伝ってお金を稼いでいます。カンボジアの伝統楽器はほとんど弾けるのに、それを発表する場がほとんどないため、地元のカンボジア人も今回彼を初めて知って「太鼓上手だね」と褒めていました。自分が褒められるよりもカンボジア人であるサイハ―が褒められることの方が嬉しい。カンボジア人が自分たちの国の楽器や音楽をリスペクトする機会やきっかけをこれからもっと作れるといいなと思います。

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↑プレイベン会場

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次の日はカンダール州のマーチングバンドの子どもたちを対象に同じプログラムでコンサートを行いました。


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↑国歌はみんなで演奏

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↑体験ボディーパーカッション。さすがリズム感のある子どもたちでした。



プレイベンの人々とは違って、既に外国音楽の知識が入っている子どもたちでしたが、実際に生の音を聴くことはほとんどないようだったので、興味津々に聴いてくれたのがとても印象的でした。みんな可愛かった…



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↑カンダール会場




今回誰よりもこの企画をひっぱってくれたトランペット奏者の隊員、そして赴任直後なのに快く企画にのって活躍してくれた後輩隊員に本当に感謝です。自分が演奏することから遠ざかっていた昨今でしたが、練習期間中もずっと楽しくて本来の自分を取り戻せている感覚でした。
配属先の同僚、カンダール教育局の方々、応援してくれた協力隊のメンバー、KOICA・peace corpsのメンバー、来てくれた人にも恵まれていて本当に有難いです。



なんだかガタガタな文章になってしまいました。
読んで頂いてありがとうございます。



中間報告会と音楽室

カンボジアに来てもうすぐ1年と2ヶ月。
帰国まで残り10ヶ月です。
えええ…!!
そう考えるとやはり時間が経つのは恐ろしく早い。


中間報告会は7月末だったのですが、首都プノンペンのJICAオフィスにて発表してきました。

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配属先の紹介から、活動の目標、取り組んできたこと、それによる結果、この先一年の課題などを話しました。
人前で話すのが年々下手くそになっていく今日この頃、プレゼンはあまり気が乗りませんでしたが、1年経ってみてこれしかできなかったかという気持ちと、それでも少しは変わったな、という気持ちが入り混じる貴重な機会になりました。



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同期メンバーで一枚。
女性チームは、カンボジアの伝統衣装「サンポット」を着て発表しました。
同期の存在は相変わらず大きく、本当に恵まれているなぁと思います。





時を同じくして、養成校にようやく待望の音楽室ができました!
というか音楽室に予定されていた部屋がようやく空きました。


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学生に手伝ってもらって4年くらい眠っていた韓国からの支援の電子ピアノをひらきます。
心配だったけれど、音がちゃんと鳴りました。ホッ。
うちの学生たちはこういう作業を本当にテキパキ楽しくこなすのです。
他の学生は組み立てたそばから、待ちきれず弾き出していました。笑


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そんなこんなで、ようやく音楽クラブが本格始動。
音楽室っぽい部屋もでき、電子ピアノが姿を現したことで、学生たちの意欲が高まったのか、途中でやめずに2ヶ月ほどコンスタントにクラブが続きました。週に2回の練習で、どんどん上達していくので、興味がある学生にはどんどん挑戦する機会を与えたいな、と改めて思いました。

波に乗り出したところで、休暇に入ってしまいましたが、10月からまた再始動します。
休暇前に学生たちのリクエストに応えて、学校の鍵盤ハーモニカを貸し出したので、どれだけ弾けるようになるか楽しみです。




久しぶりにカンボジアの食べ物紹介。

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大家さんから頂いた「にがうりの肉詰め」
このにがうりが想像以上に苦くて、意外と食べるのに難航しました。美味しいですが。


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もうシーズンオフになってしまいましたが、「ドリアン」
日本にいる時は、ドリアンの存在意義が分からないほど臭くて敬遠していた果物ですが、カンボジアに来てからなぜドリアンが「果物の王様」と言われるのか分かりました。
本当に美味しくてやみつきになります。果物でこの味の深みが出せるのはドリアンだけだと思います。
市場で買うと、その場で切って食べやすいようにパックに入れてくれます。シーズンの3月が楽しみです。


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嬉しいことにプレイベンのJICAボランティアがまた1人増え、3人でお好み焼きパーティーをしました。
左に見える白くて黒い種が入った果物は「ドラゴンフルーツ」
切る前は、ピンク色で威圧感のある姿ですが、切ってしまうと味も見た目も淡泊ですっきりな存在です。
手前の料理は、またまた大家さんが差し入れてくれたカンボジア料理。
様々な葉っぱに魚を発酵させたソースにからめて食べます。


また折をみてカンボジアの食べ物紹介します◎

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