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カテゴリー "学校" の記事

嬉しい光景


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カンボジアは桜の季節です!

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よく見ると、日本の桜の花と形が全然違い、朝顔のような花弁をしています。
カンボジア人はみんな「SAKURA SAKURA!」と言っていたので、桜の一種なのかもしれません。
一年で一番涼しいこの時期に咲くそうです。(最低気温20℃)



今月から始まった2年生の教育実習。暇さえあれば小学校に巡回に行っていますが、養成校→小学校A→小学校B→養成校と動いているとさすがにフラッとします。でも、今の2年生とはほぼ一年半の付き合いで、特に愛着と応援したい気持ちがあるので、平気です。


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↑国語:クメール文字をマスの中に美しく書く授業

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↑子どもが(学生も)座る時は「オークン ロックルー(ありがとう 先生)」と言って手を合わせて座ります。何度も見る光景ですが、「座ることぐらいで、そんなお礼なんて!」と思うくらい礼儀正しい!

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↑体育で陸上(跳)の授業。

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↑こちらも陸上(跳)の授業。
私がちょこっとしたアドバイスをすぐ取り入れ、応用させてうまく時間を使ってました。お見事。


でも、実習校5校どこの学校に行っても教室を実習生に任せて担任の先生が不在ということが6割くらい。市場に行ってるとか、外で他の先生とおしゃべりしてるとか、不在理由不明とか。
担任の先生がいないがために、子ども達が騒ぎ放題で学生が四苦八苦してる状況もたくさん見ます。去年も同じ状況でしたが、いつ見ても気持ちの良いもんじゃない。でも私はいつもその小学校にいる訳ではないので、なかなか意見を言える立場ではありません。多分みんなそうしてるから、仕方ないんでしょう。
それでも、学生に授業のアドバイスをする時に担任の先生も読んでもらって一緒に考えたりすることができる時にはそうするようにしてます。


そんな中でとても嬉しかった音楽の授業。
前の週に一生懸命歌を教えていた学生を発見し、
「あなたは鍵盤ハーモニカも弾けるんだから子どもの前でも弾いてみたら?」
と言ったらすぐ借りに来た学生が早速授業で使っていました!




カンボジアに来て、学生が実習で鍵盤ハーモニカを使う姿を初めて見たので、感動。そして、女子学生の声も良い。
まだたどたどしい鍵盤ハーモニカですが、楽器の音があることで子どもの音程の安定さが全然違っていました。そして演奏する学生の表情が良かった。
この学校は、実習校の中でも児童数が少なく、予算も少ないので、運営に苦労している学校なのですが、体育と音楽の授業の時間は確保されています。今回は中華正月中だったので、更に児童数が減っていましたが、何度歌っても一生懸命な子ども達でした。普通の学校では、社会科の中の一部としての扱いなので、音楽の授業が見れる機会がほとんどないのが寂しいところです。
ちなみに歌っている曲は「プラサートアンコ―」といって、カンボジアの世界遺産である「アンコールワット」を称える歌です。



カンボジアに来た当初は、カンボジアに外から持ってきた鍵盤ハーモニカという楽器を教えることに抵抗がありましたが、練習にのめり込んでいく学生を見たり、鍵盤ハーモニカがない時のお経のような歌を聴いたりしているうちに、要所要所で使っていけたらすごく効果的だな、と思うようになりました。それに楽器が一つ出来るということは、教員にとっても大きな特技であり自信になる。

養成校で音楽のネアックルーと教えたことが学生に伝わり、その学生が子どもに伝える場面に遭遇できるのは本当に嬉しい。教えたことに意味があったな、と実感させてもらえる貴重な時間でした。



そんな私は、カンボジアに来て多分初めて熱を出し、日曜日の今日は引き籠っています。
幸運にも食欲はあるので動けますが、さすがにボーっとしています。

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近所でとれたココナッツのジュースとカンボジア産のモリンガティーを飲んで、水分&栄養補給しています。
モリンガの木は、「奇跡の木」もしくは「生命の木」と言われるくらいの健康茶で北インドやフィリピンに多く植えられているようですが、カンボジアでもバッタンバン州などで育てられているようです。日本名は「セイヨウワサビノキ」です。
詳しくはこちら↓
http://matome.naver.jp/odai/2140456989609198401

天然の物で体に良いものがあるというのは本当に有難いです。
日本でも沖縄産の物などが出回っているそうなので、見かけたら是非飲んでみてください!
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スッキリ模様替え

一年生の授業が本格的に始まって約半月。
朝7時から毎日ほぼフルの時間割と日本語クラブと音楽クラブの時間が入るお昼休みの時間が続く、月曜日から土曜日までの時間感覚にもだんだん慣れてきました。
以前は空き時間に近隣小学校に行ったり、孤児院施設に行っていたのですが今月からはそんな余裕はなくどっぷり配属先につかっています。


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↑準備体操にもきゃっきゃと喜ぶ一年生。


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↑まずは体力テスト。
体育教官も体力テストの指導には自信があるらしく、はっきりとした指示で指導。



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↑身長も体重も測って自分の体のことを知ります。


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↑二年生は来月から始まる教育実習に向けて体育の指導案を書いています。



そんな中、先日「一斉作業」の時間使って音楽室兼教具室の模様替えをしました。
まずは空いたスペースに5年以上放置されていた韓国からの支援の電子ピアノを追加。

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↑特に私は指示を出していないのですが、あーだこーだ言いながら、どんどん組み立ててくれる学生。
これで、電子ピアノが6台になり、音楽クラブのメンバーが喜ぶはず!


そして…

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↑その電子ピアノが入っていた段ボールとついてきた発砲スチロールを使って道具棚を作りました!
今まで、床にわちゃわちゃと置かれていて何があるのかないのか分からなかった道具類がこんなにすっきり。これも、学生がしまう位置を一緒に考えてくれたりと手伝ってくれました。こういうパズルみたいな作業心地良い。。。


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↑そんなこんなで、こんなにすっきりした部屋に生まれ変わりました!



↓ちなみにこちらが以前の同じ部屋
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事務の先生と一緒だったので事務の資料やPCがあり致し方ない感じでしたが、同じ部屋とは思えない!!




これを機に教員と学生のやる気が更にアップしていくことを願います。


突然ですが今日の晩御飯。

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ご近所さんに「トライギアット」という塩をふって干した魚を頂いたので、それをただ揚げたもの。と、お米。
すごい手抜き感!!!
川魚もなかなかですが、とにかくご飯が美味しい。これは「コンポンチュナム」でJICAが行っている米作りのプロジェクトを見学しに行ったときに田植え体験をし、その結果とれたお米を頂いたもの。カンボジアに来て一番美味しいお米かもしれません。



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そして、今が旬の「ミルクフルーツ」
切ると、ミルクのような乳白色の果汁が染み出てくるので、この名前が付けられています。味もまろやかで優しい甘さなので食べやすい。
いろんなとれたて果物が一年中楽しめるのは、やっぱり幸せです。


プレイベンという田舎に住んで一年半。
物の選択肢がグッと狭まった中でのシンプルな暮らしも悪くないな、とつくづく思います。

新年と一年生

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少し遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。

去年はプノンペンで華やかに年越ししましたが、今年はプレイベンで静かに年越しでした。
年が変わる瞬間は同期の隊員と二人で、友人からもらった「信州半生蕎麦」をすすっていました。これが、すごく美味しかった。
母が持ってきてくれた日本酒もちびちびと飲み、「春の海」をかけて、精一杯お正月を感じる努力をしてみました。

写真は新年の朝日、ではなく 夕陽です。色の加工はしていないですよ。




さて、4月が正月のカンボジアにワールドニューイヤーはほとんど関係ないです。1日のみが休みで2日から学校スタート。しかも、この日は新一年生の授業もスタートだったので、朝からてんやわんやでした。

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↑320人の新一年生。



朝礼後、一年生と二年生がどの教室を使うのか情報が錯綜していたようで、500人以上の学生が校内をウロウロ行ったり来たり。校長がなぜか一人で指示を出し、ようやく30分位で落ち着いたのもつかの間、新しい校舎の方に入れる机と椅子がまだ届いていないため、講堂から机を運び出す二年生。

勿論、こういう状況に驚くことは もうありません。

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↑一瞬、青空教室が始まるのかと思ったわ!

学生は文句を言う様子もなく、淡々と掃き掃除などの作業をこなしていました。
そして、新しい教室での勉強がスタートした二年生がとっても嬉しそうでした◎




一年生と二年生の授業が始まり、私の担当科目は3つなので、当然時間割がかぶっています。
様子を見ながらどの授業に行くのか決めたいところですが、今週は音楽のネアックルーが他州の親戚の家に行ってしまい、体育のロックルーは具合が悪く、もう一人の体育のロックルーは友人の親の葬式とかで休んだりするし、もの悲しい一週間でした。

とりあえず、出来るだけ一年生の授業を優先して(新学期早々なので)自己紹介や国歌の指導にあたりました。みんな、まだ私を見る目が物珍しそうです。一クラス、やけに歌がうまいまとまりのあるクラスがあったので、これから期待できそうです。



夕方ふらふらと家に帰ろうとすると、寮の前の畑に寮生の学生達が集まっていました。

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「農業」の授業でクラスごとに野菜を育て、評価規準がよく分かりませんがどこのクラスが一番良くなるか競い合っているとのこと。

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↑空芯菜
カンボジアで空芯菜と言ったら、湿地帯で育てているイメージですが、水の少ない畑で育つ種類もあるそうです。
収穫したら、ご馳走してくれると言ってくれたので、楽しみ。。



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途中の家では、家族や親戚で豆を殻から取る作業をしていました。
黒い殻の下には緑の豆がたくさんたまっているのですが、お菓子に使うそうです。




特段、いつもと変わることないプレイベンのゆったりとした空気ですが、遠いと思っていた2015年がもう来てしまったようです。
カンボジアでの活動もあと半年。
健康第一でやっていきます。


今年も宜しくお願い致します。


First Aid

今日は首都のカフェで一日仕事をしています。

来週は、NPOの音楽ワークショップのお手伝いのためのミーティング、教育省でのプレゼン、ワークショップ本番で一週間があっという間に過ぎそうです。
この忙しさは一年目とは違う忙しさ。
自分の中で府に落ちなかったこと、悩んでいたことに共感してくれ、尚且つ具体的な対策を実行する人が周りに増えてきたので、本当に助けられながら活動できています。


もう先月のことですが、私の配属先である小学校教員養成校で近所に住むKOICA(韓国)ボランティアと一緒にFirst Aidのレクチャーを行いました。
彼女と私は同い年で近所に住んでいるということもあり、プライベートでも一緒に映画を観たりヨガをしたり仲良くさせてもらっています。

First Aidのレクチャーを企画したきっかけは、体育の時間に血がしたたる傷口にタイガーバームを塗っている学生を見たこと。
水が貴重で日本とは状況が違うのも理解できますが、小学校の教員になる学生に基本的な知識は教えたいということを彼女に伝えるとすぐに「一緒にレクチャーをやろう!私は普段学校保健を教えているから資料もあるし。」と言ってくれました。
専門的な知識がない私は元ナースの彼女に多くの面で助けられました。

私達が教えたのは、熱中症、動物咬傷、擦り傷、火傷の手当やハイムリッヒ法など。
教授法など反省点も多かったのですが、妥協しない彼女に感化されながら、なんとか養成校の1年生全6クラス、各クラス2時間ずつ全12時間のレクチャーを行いました。

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韓国のボランティアと課題を共有して授業を作っていくというのは、私にとってとても貴重で良い経験になりました。
そして、私達にクメール語の発音を丁寧に教えてくれたカンボジア人の友人には本当に感謝です。


今後もJICAのボランティアで各州の状況を報告し合って、更に効果的な学校保健の指導に取り組んでいくつもりです。

実習校巡回

養成校の1年生は只今6週間の教育実習中。
養成校に入学して半年程しかたっていないのに、もう6週間の教育実習なんて、カンボジアの学生も結構頑張っているのですよね。

私も授業がなくて時間に余裕のある時はそれぞれの小学校を見に回っています。
ただ、2月にあった2年生の教育実習の小学校と違ってちょっぴり遠い場所にあるので、自転車で気合を入れて向かわねばなりません。



まず一校目。
自転車で20分。
ここは、プレイベンの小学校の中で体育を一番しっかり教えているところ(日本のNPOの支援もあり)なので、既に何回か来たことがあります。なので、校長先生も担任の先生達も私のことを覚えていてくれました。

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養成校の学生がバレーボールを指導。
バスケットゴールを支柱にしたバレーネット。斬新。笑

実習校巡回に行くと、担任の先生がどこかに行ってしまっていて学生だけで教えている、学生が担任の先生に指導されることなく授業の穴埋め状態になっている、という現場を時々見ます。

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でもここの先生は学生の授業を見守りきちんとアドバイスをして、最後の整理体操は自分が前に立って指導していました。ホッ。

おや、子ども達はみんな体操服なのに、学生は制服で鞄を肩にかけたまま。
「なんで着替えないの?」と聞いたら「着替える場所がない」とのこと。
担任の先生もシャツのままだし、うーん。仕方ないのかな。
さすがに鞄は置かせました。




2校目。
自転車で40分。

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敷地内にお寺がある学校です。

やっとの思いでたどりついた小学校ですが、あれ学生がいない…
校長室に行って尋ねてみると、「今年はうちの学校に実習生はいないわよー」と言われてしまいました。
ああ、以前うちの校長から聞いた情報から変更になったのかな。
落ち込みましたが、この学校は中心部からちょっと離れているだけあって日本人が珍しいようで、子ども達が物珍しそうに近寄ってきてくれました。

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そして、なんと素敵な図書室がありました。フランスのNGO中心に支援が入っていました。
しかも、図書の先生は近所でドレス屋さんをしているお姉さん。どこかで見た顔だと思ったら!

「教員の給料はすごく少ない。だから私は給料のためというより、こういう仕事が大好きだから来てるの。ドレスの仕立てで食べていけるしね。」と教えてくれました。
「先日プノンペンで読み聞かせのスタディーツアーに参加したけれど、貧困地域の子ども達の中で自分で文字を追って本を読める子がほとんどいなかった。この学校はどう?」と聞いてみたら、
「ここも自分で本を読める子は6年生でもあまりいない。なので、図書室を開いて子どもに本を読める機会をもっと与えたい。子どもができないのは子どものせいではなくて教員のせい。だから、私は毎日きちんとした服を着て、図書室を綺麗に掃除して、図書室を開いているわ。」と言う先生。
とても意識を高くもって仕事をされてる先生がいることが分かって、間違えてこの学校に来て良かった、と思いました。

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先日ブログに書いた日本のSVAから寄付された本。私も大好きなぐりとぐら!

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フランスのNPOsiparからの本はクメール語のデザインがとってもおしゃれ。
http://www.sipar.org/?siparlang=en




3校目。
自転車で25分。
この学校への道のりもなかなかのカントリー具合。

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道路は舗装されていますが、両側はこんな風景です。


前日指導案を養成校で書いている1年生の様子を見に行ったときに、「明日一年生に国歌を教えるからネアックルー良かったら手伝いに来て下さい!」と言っていた学生のクラスに行ってきました。

この日は男子学生が音楽担当。この学生は普段から音楽の授業に積極的なのですが、模範で歌った国歌がうまい!
カンボジア人が歌うカンボジア国歌は今までいろんな場所で聞いてきましたが、大体間の取り方が速すぎて正しく歌えていません。でもこの学生はばっちり!
この半年、音楽の授業ですっぱく言ってきた甲斐がちょっとあったのかなと嬉しくなりました。

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学生が模造紙に書いた国歌の歌詞。


さすがに1年生には難しい歌詞なので、口がまわっていないところもありましたが、一生懸命大きい声で歌っていました。
私も鍵盤ハーモニカで参戦。
来年は学生が自分で鍵盤ハーモニカを吹けるようになってると、いいな。と思いつつ、対子どもの授業に久しぶりにカ関われた楽しいひとときでした。

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まだ4ちゃいなのに、幼稚園がないため一年生の教室でお勉強しているすごく可愛い女の子もいました。

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養成校の女子学生が髪の毛をお洒落にしてあげていました。素敵。


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休み時間はみんなで縄跳び。


ところで。
乾季から雨季に移り変わる今の時期、農家は一番忙しいので、子どもに農作業を手伝わせていてクラスがガランとしているところもありました。特に5,6年生。
中心部に近い小学校がこの状況なのだから、農村部はもっと深刻だと思います。

長期休みの9月が終わったら、教師であるカンボジアの友人と農村部に行く予定。
また状況を報告したいと思っています。

実習期間はあと2週間ほど。
ふぁいとー!
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