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カテゴリー "体育" の記事

体育いろいろ

体育について。



2,3月と続いた2年生の教育実習ですが、去年より体育の動きが多様になってきました。
準備体操のようなものを40分ずっと続ける体育の授業が9割以上を占める現実で、これは大事な前進です。


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教具の要らないゲームを沢山知っていることも大事。

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少ない教具もなんとか工夫して使います。
小学校側でどうしても準備出来ないものについては、養成校から貸出もしました。


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子どもが楽しんでる姿を見て、教師役の実習生も嬉しそうでした。
このメンバーは指導案を書いている時間にちょこちょこ顔を出していた私にアドバイスを求めてくれたので、私にしても見ていて、うるうるとくるようなものでした。実際の担任の先生が一緒に見てくれたのも良かった。(実際は別の部屋で縫い物してるところを声をかけて来てもらったんですが…)


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別の学年でもボールを使った授業が行われていました。


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ボールを使った授業をしている、という状況だけに満足してはいけないことは重々承知ですが(授業の目標を明確にするとか、授業の流れを意識するとか、子どもへの声掛けを工夫する、とかができれば凄い)、それぞれの小学校の環境や理解、そして日本人の私の立場と力の限界を考えると「これが精一杯だなぁ」と思うこともしばしば。バリバリやっている他のボランティアやNGOの方には申し訳ないですが、実はこれが本音。

2年近く経っても、私ではない別の日本人だったら、とか日本人ではない別の外国人だったら、とか いやそもそももっとカンボジア人自身が本当に必要性をもっていたならば…と堂々巡りに悩むこともまだありますが、とりあえず目の前の学生には出来る限りのことを伝え、一生懸命やっている姿や満足感をもっている活動に対しては、ものすごく褒めることにしています。


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さて、養成校の方の通常の授業。
今更ですがよく使う体育の円のラインを体育のロックルー達とガムテープで作りました。


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ずっと、縄でやっていたので、試合中にすぐに動いてカオスな感じでしたが、即席ですがこれで一気に解決!
テープを貼っている最中、
「学校の予算が下りたら、スプレー缶を買って、それで作り直そう。その方がもつし、安い。」
とロックルー。
テープだと雨季を乗り越えられるか微妙だし、確かに!もっと早く言ってほしかったけど。
ちなみにこの写真、あまり仲が良くない体育の先生2人が一緒に作業をしているというところが、非常に貴重なんですよ…涙



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ラインが綺麗に作れ、授業でも大活躍です。


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↑応援もしっかり!
前任のボランティアの方が作ってくださった得点板は、今でも大活躍です!


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道具と環境と計画がはっきりしてくれば、授業もすっきり。
これが、続くと良いのですが…


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クメール体操完成!

あっという間に三月もなかばです。
帰国便も決まり、帰国準備の書類の用意が始まりました。日本に帰る実感がないだけに不思議な気分です。
でも、久しぶりに実家の住所を記入したりすると、それだけで山の空気が蘇ってくる気がします。



さて、今回は「クメール体操」について。
カンボジアに100年以上続くクメール体操  のアニメーションが、教育省とNPOと企業とJICAの協力で出来上がりました。
このクメール体操は、教育省認定の体育教員用指導書の内容に含まれていて、全国の学校で微妙に形は違うながらも(笑)実施されている体操です。

カンボジアにおける体育関連のものがアニメーションになるのは初めてのこと、というこの貴重な機会に、私は日本語の作詞と作曲を担当させて頂きました。
ピアノと歌で録音したものを担当者の方々に聴いてもらった上で、日本語から自然なカンボジア語に訳してもらい、カンボジアの伝統楽器を取り入れてレコーディングしました。自分の曲が、アニメーション制作チーム、NPO、カンボジア人のレコーディングチームなど色んな方々のおかげで色付けされていくという経験がとても楽しかったです。
本当に本当に有難い機会でした。
そして、NPOやアニメデザイナーの方々の、面白いことにはとことん尽くし、自分も楽しむという行動力にも大変刺激を受けました。


では、どうぞ!





私はアニメーションに出てくる「ワッティ―くん(アンコールワット)」の手がココナッツの木になるところが特にお気に入りで、本当に歌詞に即して分かりやすくておちゃめなアニメーションになっているなと感じています。
この「ワッティ―くん」と「インディーくん(インディペンデントモニュメント)」ですが、実はカンボジアシルクでできたマスコットや金太郎飴にもなったようです。しかも私の同期の隊員がマスコット作成に関わり、スヴァイリエン州のハンドクラフトNGOのお母さん達と頑張っております。シルクの布の美しさもさることながら、愛らしいマスコットで人気があり、カンボジアでは既に予約販売になっているようです。

そして更に今月の21日-22日に東京ビックサイトで行われるAnime Japan2015に出展予定で、日本で直接このマスコットたちに会えるようです。
興味のある方はぜひチェックしてみて下さい。

クメール体操Youtube https://www.youtube.com/watch?v=cOJWfImvShA
ワッティー&インディーTwitter https://twitter.com/angkorwatty
Face Book ページ https://www.facebook.com/pages/Soksan/350276291831819?notif_t=fbpage_fan_invite

先日私の配属先の体育教員に見せたら「かっこいい―――!!」と目を輝かせてアニメーションを見ていました。
こうやってカンボジア人自身に受け入れられて、自分達の文化を再認識してもらえている瞬間を見るのはとても嬉しいです。
そしてこれを期にカンボジアの子ども達が体育に自然に興味を持つようになり、近い将来クメール体操が更に進化し、カンボジア人のミュージシャンが新たに体操の曲を作るというような動きになれば一番面白いなぁと思っています。


●追記●
日本語字幕もあります。

マット解禁

本格的に乾季になり、朝と夜はとても涼しいです。
扇風機がなくてもヨガができるし、タオルケットにくるまれて寝ると丁度良いくらい。なんとも幸せな気温です。
これが続くのも1月位まで…

プレイベンの大きな池もだいぶ水量が減りました。
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相変わらずゴミが、あぁぁ。


さて。ブログが一ヶ月以上も放置状態になってしまいました。

学校の方は11月から新学期が始まり、お昼休みの音楽クラブも日本語教室も再開。
音楽クラブのメンバーは、鍵盤ハーモニカを持ち帰るようになってから上達が本当に早い。最近出張が多かったのでクラブ練習も不定期なのですが、間が空いても伝えておいた日にみんなちゃんと来てる!これは、かなり嬉しい。

学校外では、コンポンチュナムでの最後のミュージックキャラバンがあったり、曲作りのお仕事を頂いたり。母や友人がカンボジア来てくれて、とてもとても嬉しかったりと、そんな日々を過ごしておりました。



体育の2年生の年間計画の改定ができました。時間配分だけ教員2人と話し合って微調整は私がやり表に作り上げました。渡してからまた訂正するところを聞こうと思ったのですが、「いいよー、これで。」と言ってきた。本当に見たのかな。多分見てないよなぁ。

そして、理論の時間を15分設けてから実技に入るというスタイルを目指して学生にしっかり授業記録をとる習慣をつけさせようとしているところですが、まだうまくいきそうにはありません…
新学期恒例体力テストも終え、クメール体操・縄跳びもやりました。

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ちょうど母が来ていたのですが、なぜか縄跳びに参加したいと言い出す母。
学生に混ざって割と楽しそうに飛んでいました。
クラスでの8の字跳びもかなりうまくて連続跳びが出来た時は学生も自分達に拍手。



そして、いよいよ解禁。
体育教官と学生と手作りしたマットで器械運動の授業。

今の2年生が1年生の時にはマットがなかったので、まず初歩のステップから。

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手をつないでぐるぐる回る。
女子学生は、マットに寝転んでぐるぐる回るだけでもかなり恥ずかしそう。そして、男子学生もそれをかなり嬉しそうに見る。笑
小学生みたいなうちの学生達。本当に可愛い。
最終的には、全員驚嘆の声をあげながらぐるぐる。



そして、学生達生まれて初めての前転に挑戦。
首を使うし慎重にならなければいけないので、きちんと準備運動をしました。

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私がお手本を見せてから、チャレンジしたのですが、なかなか難しい。
男子学生はなぜかハンドスプリングみたいな感じになっていて、びっくりしました。逆に高度。
でも、さすがもともと運動神経が良いなと思っていた学生はみんなすんなり前転してました。
女子学生も一回目できなかった子が諦めずに挑戦して、前転できたりと、よく頑張っていました。


そして昨日は、体育教員2人と相談して必要な体育教具をピックアップ。
その後、「じゃあ、買い出しよろしくね!」と言われたので「は!私は一人では絶対に行きません!」と言い、一緒に市場に買い出しに行きました。そんな日頃のイライラは絶えずあるわけですが、まぁ仲よくやっています。


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紐を買ったんですが、なぜか㎏売り。笑



日本は今日衆議院選挙ですね。
私の周りの友人達は皆政治に関心がある人ばかりなので、同年代の投票率の低さには毎回驚いています。
選挙のシステムに問題があるのかもしれませんが。
それでも変に諦めたり他人事のように解決したくはないです。


コンサルテーション・ミーティング2014

いよいよ10月です。
日本は秋の香りが漂い始めた頃でしょうか。
カンボジアは雨の少ない雨季まっただ中で、今日も汗びっしょりな気候です。

そして、通常ならば明日から新学期が始まるのですが、なんと今年は12年生の再試のため小学校~養成校は一ヶ月遅れての新学期。よって11月スタートです。
なぜ再試があるのかというと。
今年の12年生の試験はカンニングを防止するために例年より厳しいチェックのもと試験が行われた結果、落第者が7割ほど出てしまったので再試必須、ということになったわけです。
新学期の日程が正式に決まったのは最近で、直前までいつ始まるのか分からない状態でした。
うむむ、カンボジア。



相変わらずオンタイムでブログ更新ができていませんが、前回投稿したファーストエイドのレクチャーの翌週、プノンペンでの三日間のNPO Herat of Gold主催のコンサルテーションミーティングに参加してきました。

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このミーティングには去年も体育教官と共に参加していましたが、今年はカンボジアの小学校教員養成校の体育教育においての役割を確認できたり、実践的な模擬授業を見れたりしたのが、とても良かったです。

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器械運動の授業。
年度末に学校で手作りマットを作ったばかりなので、実際の授業を教官と見れて嬉しかった!

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バレーの模擬授業では、各州からきた体育教官が本気で勝負にのめりこみだし、なかなか熱い戦いが繰り広げられていました。

また、今回は州と郡の局のスタッフ、養成校の管理職も交えての来年度の計画を話し合う時間もあり、それぞれの立場から小学校体育を広めるために必要なことをやっていくという共通認識を図ることができました。
これがきちんと実行に移せるようにせねば。

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チームプレイベン!Heart of GoldのFaceBookページから引用


養成校の中でボランティアと教官がつくりあげる授業は最も大事ですが、その環境だけではどうしても限界があるところをNPOのミーティングでは補ってもらえています。有難い機会です。
教育省も州、郡の局も同じ目標に向かって仕事をしているという意識が大切だなと改めて感じました。


10月中、学校が休みといえども私は学校外で動いているプロジェクトの準備や本番があります。
しかし、教員は11月まで学校に来なさそうなので、みんないつもより更にふんわりした感じで来るのではなかろうかと予想しています。せっかく色々話し合ったし、再会した時にしっかりお互い思い出せるようにしたいところです。



模擬授業と突撃晩ごはん

今日は、何か月ぶりかの雨が降りました。
あまりにも久しぶりなので、雨が降ってやや涼しくなるというだけで気分が上向きに。

今日のような乾季に降る雨は巷で「マンゴーシャワー」というそう。
このマンゴーシャワーが降ると、マンゴーの時期に突入ということだそうですが、私が住んでいるプレイベン州のマンゴーはそろそろ時期が終わりそう。隣の州に住んでいるボランティアは「マンゴー今からだよ!」と言っていたので、種類が違うのかもしれません。

ちなみにカンボジアは熱帯モンスーン地帯なので、特に雨季にはこの世の終わりかと思うくらいの大量の雨が降ります。
しかし、こちらに来てから傘を持ったことはほとんどないです。
なぜなら。
雨が降ったら、
①外に出ない。(仕事は休み)
②今いる場所から動かず雨宿り。(次の用事があっても大体みんな動かないので問題なし)
③カッパがあればカッパを着るか、なければ大量の雨をかぶりつつ移動。(どうしてもの場合に限る)
こんな感じで、雨が降った時の対応は完全にカンボジア人に習えで、これに慣れてしまいました。

とはいえ、雨季が始まるのは5月くらいから。
まだまだ埃と砂の毎日との戦いです。




さて、養成校では最近1年生が指導案を書いてグループ毎の模擬授業を始めました。
というのは、1年生は5月に教育実習に行くのですが、4月はクメール正月で半月学校が休み?!なのでそろそろ準備を、という体育のロックルーの計らえのため。

この日は。サッカー(第一学年)の授業。
小学1年生を想定しているので、まずはボールに慣れるための運動幾つかして、ゲームに。

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内側の円上のチームはコーンが倒れないように守り、外側の円上のチームはコーンを倒すべくパスをしながらシュートするというゲームです。

日本にあるようなライン引きはないし、石灰もお金がかかるので、うちの養成校では普段「水」でラインを書いています。
写真を見て分かるでしょうか??

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養成校に入学してまだ4ヶ月しか経っていない1年生ですが、授業の流れはきちんと頭に入っていたようで、指導案を見ながらも頑張って授業をすすめていました。
子ども役の学生が運動している時の声掛けや整理体操の仕方など幾つか私からアドバイスもしました。
1年生、相変わらず和気藹々で本当かわいい。




その日の夜、トロー(カンボジアの伝統楽器)のレッスンに行こうとしたら、先生が結婚式の演奏に行ってしまったため今日はレッスンができないとのこと。なので、近くに住んでいる養成校の音楽の先生とご近所さん達と小一時間おしゃべり。おばあちゃんも子どもも混ざっておしゃべりする感じが、とても懐かしいというか沁みる。私はこういうのがやっぱり好きなんだな、と。

そして、家に帰る途中、偶然養成校の学生達が甘い物を食べているところに通りかかり、「ネアックルー!うちでご飯食べていかない?」と声をかけてもらいました*
「え、いいの?じゃあ、お言葉に甘えて!」ということで、突撃してみました。

うちの養成校の学生は、学校の敷地内の尞に住んだり近所に部屋を借りたりしていています。
この日お邪魔した家も一軒家ですが、学生も3,4人で一部屋借りて、尚且つ他の部屋も別の大学に通う学生達が借りているという状況。そして、ほとんどの学生がそうしているようにみんなほとんど毎日自炊です。

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ここが台所。


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この日のおかずは、魚を天日干ししたものを油で揚げるというシンプルなもの。
保存もきくし、簡単なので、多くのカンボジア人が好んで食べているイメージがあります。

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暗かったので、写真がうまく撮れなかったのですが、魚に絶妙な塩味があって美味しい。
何よりも、学生ができる範囲で精一杯もてなしてくれたことがとても嬉しかった。
そして、限りなく少ない生活費の中で、家族を離れて友達と共同生活をする学生達にたくましさを感じずにはいられないのでした。

本当に良い晩ごはんでした。


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